埼玉大学

社会連携・地域貢献

埼玉大学連続市民講座 part 8 「埼玉を流れるもの -水と人-」

埼玉大学/読売新聞さいたま支局 共催
【後援】埼玉県/埼玉県教育委員会/さいたま市/さいたま市教育委員会/彩の国さいたま魅力づくり推進協議会
【協賛】埼玉りそな銀行/武蔵野銀行/埼玉縣信用金庫/コープみらい/埼大通り商店会/埼玉県商工会議所連合会

 埼玉大学と読売新聞さいたま支局の共催による連続市民講座も、回を重ね、本年度8回目となりました。これもひとえに、市民のみなさんの積極的なご参加が得られた結果であります。
 もともとこの講座は、埼玉大学における研究成果の一端を市民のみなさんに紹介しながら、豊かな地域づくりのお役に立ちたいという目的で始まりました。
 そこで本年度はその初心に立ち戻り、教員個々人の研究成果と「埼玉」をつなげることを眼目にして、今回のテーマ「埼玉を流れるもの -水と人- 」を設定してみました。
 「埼玉」は、そこに住む人々、そこに形成される社会、そしてそれらを取り囲む自然、などで成り立っていますが、その重要な構成要素が、「埼玉」をいわば血液のように流れる「水と人」であるといえるでしょう。
 このような観点を踏まえた上で、講師の先生方には講座の内容を考えてもらいました。
 様々な角度から「埼玉」の姿を映し出し、私たちが住む地域の過去/現在/将来について、一緒に考える内容にしたいと思っています。
 多くのみなさんのご来場を心よりお待ちしております。

副学長(広報・社会連携担当) 武井 和人

*大学へのお問い合せは下記にお願いします。
TEL:048-829-7672  E-Mail:koho@gr.saitama-u.ac.jp

開講時間

毎回土曜日14:00~15:40(開場13:00、第1回・6回は15:50まで)

会場

埼玉大学全学講義棟1号館3階(1-301講義室)
埼玉大学へのアクセス・構内案内図は、交通・キャンパスマップのページをご覧ください。
>>埼玉大学交通・キャンパスマップのページへ移動します

定員

350人(定員を超えた場合は同棟1-304講義室でモニター受講となります。)

対象・参加申込

どなたでも受講できます。高校生、大学生の皆さんもぜひご参加ください。
事前の申込みは必要ありません。
全6回中、5回以上受講された方には「修了証」を差し上げます。

各回とも手話通訳を行います。(事前のお申し出は不要です。)
点字資料をご希望される方は、準備の都合上、各開催日前日の3週間前までに、問合せ先までお申し出ください。

 

受講料

無料

講座ラインナップ

第1回 平成29年7月22日(土)
14:00~15:50
終了しました <開催報告はこちらをご覧ください>


大学院理工学研究科
准教授 小嶋 文

安心、安全な埼玉の交通へ向けて
 日本の交通事故件数はピーク時からは減少しているものの、近年その現象に鈍りが見えています。埼玉県でも、高齢者の事故死者数の増加、歩行者・自転車の事故の多さが問題となっています。これらの埼玉県の交通事故の状況とともに、安心、安全な交通に向けた県内の取組みや、歩行者が主役となるまちづくりについて、関連する研究を交えて紹介します。
第2回 平成29年9月2日(土)
14:00~15:40


大学院理工学研究科
准教授 藤野 毅

荒川流域の環境とこれからの管理に私たちがすべきこととは?
 荒川は秩父山地から首都圏域に注ぐ、治水・利水の両面で重要な河川です。その自然環境は私たちの生活基盤でありこれからも守っていく必要があります。本講座では、i)荒川流域の概要、ii)大規模治水工事、iii)水質評価法と現状、iv)流域の自然資源の活用と課題、v)上流の過疎-下流の人口過密問題について概説し、私たちが今後、荒川流域とどのように関わっていくべきかを総合的に考えていきます。
第3回 平成29年9月30日(土)
14:00~15:40


大学院
人文社会科学研究科
教授 井上 智勝

埼玉の舟運と水神
 鉄道が敷設される以前、大量の物資輸送を担ったのは船でした。海岸部だけでなく、内陸部でも河川を利用した物資の輸送が盛んでした。海に比べれば比較的安全とはいえ、河川舟運でも時に顛覆などの危難が牙を剥きました。船に乗る人たちは、そんな危難を避けるべく、神々に祈りを捧げました。この講座では、現在の埼玉県下に展開した舟運の様子と、航行の安全を守護すると信じられた神々の姿について紹介します。
第4回 平成29年10月21日(土)
14:00~15:40


大学院
人文社会科学研究科
教授 田中 恭子

埼玉大学の学生の結婚観と将来の居住地移動
 埼玉大学経済学部の学生を対象に、「結婚願望と将来の居住地」に関するアンケート調査を実施した結果を報告します。東京圏では独身率が上昇し、少子化が深刻で、若者の結婚願望も低下しています。埼玉大学の学生は将来、埼玉県に住み、結婚・子育てし、埼玉県の経済発展や人口増に寄与してくれるでしょうか。学生の結婚観と居住地移動の将来像を探ります。
第5回 平成29年11月18日(土)
14:00~15:40


科学分析支援センター
准教授 藤原 隆司

秩父の自然の恵みを活かす~森と水と人との関わり~
 秩父の森には様々な種類のカエデがあり、このカエデから得られる樹液の活用方法を地元NPOや高校、埼玉大学が共同で研究開発を行いました。特に濃縮した樹液をミツバチに与えることで、従来の「はちみつ」と同等の成分を持つミツを得ることができました。この技術を応用して果樹液などを用いた新しいミツの開発にも活用されています。秩父の山々の美しい水と人とのつながりが生んだプロジェクトを紹介します。
第6回 平成29年12月16日(土)
14:00~15:50


教育学部
准教授 谷 謙二

「今昔マップ」でみる明治以降の埼玉における交通の移り変わり
 新旧の地図を比較すると、身近な地域でもさまざまな発見があります。そこでまず、新旧の地形図を比較するWeb地図サービス「今昔マップ」の機能と開発について紹介します。次に、「今昔マップ」を使って、明治以降の埼玉県の河川、道路、鉄道、飛行場といった交通の移り変わりを見ていきます。川の流れが現在と違ったり、廃止された鉄道路線があったりするなど、意外な事実を知ることができます。