埼玉大学

社会連携・地域貢献

埼玉大学連続市民講座 part 12

埼玉大学/読売新聞さいたま支局 共催
【後援】埼玉県教育委員会/さいたま市教育委員会
【協賛】埼玉りそな銀行/武蔵野銀行/埼玉縣信用金庫/コープみらい/埼大通り商店会/埼玉県商工会議所連合会/自然災害研究協議会関東地区部会(第6回のみ)



 埼玉大学と読売新聞さいたま支局の共催による連続市民講座は、本年度で12回目を迎えます。本講座では、毎年一つのテーマをとりあげ、埼玉大学で行われている様々な研究を紹介させていただいています。これまでには、埼玉の歴史や文化、最先端の科学技術の進歩や社会問題などをとりあげ、皆様と一緒に考えさせていただく場とさせていただきました。昨年はコロナ禍により残念ながら中止とさせていただきましたが、今年度は、感染防止対策をとった対面形式とオンライン配信の2つの形で開催することといたしました。

 今年度の連続市民講座は「危機の時代-持続可能な世界を目指して-」をテーマに、震災や感染症、情報社会の高度化とあふれる性情報、少子高齢化の経済影響、社会の分断など、現代が抱える様々な「危機」について現状をわかりやすく解説するとともに、考え得る処方箋について、様々な分野からアプローチしていきます。また、今年度は、社会の課題を地域の皆様とともに考える場として「オープンフォーラム」を企画しました。現代社会に生きる私たちは、様々な不安を抱えながら日々の生活をおくっています。皆様と情報を共有し、一緒に解決策を考えていく機会にしたいと思います。

 埼玉大学は、地域の皆様と寄り添い、親しみを感じていただける大学づくりに励んでいく所存です。
 ご来場、ご参加をお待ち申し上げます。

副学長(産学官連携・社会連携・広報担当) 川合 真紀

開講時間

毎回土曜日14:00~16:00(開場13:00、第6回は17:10まで)

会場

埼玉大学全学講義棟1号館3階 1-301講義室
埼玉大学へのアクセス・構内案内図は、交通・キャンパスマップのページをご覧ください。
埼玉大学交通・キャンパスマップのページへ移動します このリンクは別ウィンドウで開きます

定員

【対面受講】約150名(事前申込制
 ※第1、2、3回(9月22日追記)はオンラインのみでの開催です。
 ※応募者多数の場合は抽選により受講者を決定いたします。
 ※ソーシャルディスタンス確保のため、例年より定員を縮小しております。

【オンライン受講】500名(事前申込不要

対象

どなたでも受講できます。高校生、大学生の皆さんもぜひご参加ください。

参加申込

※電話による受付はいたしません。

【対面】以下の2種類の方法で受付いたします。

①申込みフォーム(こちらのフォームこのリンクは別ウィンドウで開きますからお申込ください。)
②ハガキ(下記宛先まで郵送願います。)


※応募者多数の場合は、抽選により受講者を決定いたします。
※抽選結果は郵送にて通知いたします。

【オンライン】事前申込不要
 オンライン受講用URLはこちらこのリンクは別ウィンドウで開きますのページでご案内しております。 

受講料

無料

その他

・各回(第1回は除く)とも手話通訳を行います。
・未就学児のご入場はご遠慮ください。
・お車でお越しの際は、学内に駐車場がございますので、正門手前の守衛所にて入構手続きをしたのち、ご利用ください。なお、学内駐車場は台数に限りがございますので、あらかじめご了承ください。

新型コロナウイルス感染対策について

・マスクの着用をお願いいたします。
・当日、発熱または体調不良の方は、ご参加を遠慮願います。
・ご入場時は、必ず入口での消毒にご協力をお願いいたします。

講座ラインナップ

第1回 令和3年7月17日(土) 終了しました
14:00~16:00
※オンラインのみでの開催となります。対面での開催はございません。


大学院
理工学研究科
教授 吉浦 紀晃よしうら のりあき

ITとうまく付き合うために知っておくべきこと
-インターネットとスマホのある時代-
約25年前にインターネットが普通に利用されるようになり、そして、最近になりスマホが普通に利用されるようになりました。この2つが世の中を大きく変え、そして、これからも日常生活において必要不可欠なものになるでしょう。このITのいい点、ダメな点、危険な点、そしてITによって失われてしまったことなどを紹介しながら、ITとどう付き合っていけば良いかを考えていきます。
第2回 令和3年9月11日(土) 終了しました
14:00~16:00
※オンラインのみでの開催となります。対面での開催はございません。


大学院
人文社会科学研究科
教授 田口 博之たぐち ひろゆき

アジア経済の未来:リスクと挑戦
アジア経済が現在直面しているリスクを紹介し、その対応を議論します。コロナ感染下でのサプライチェーンの動向(日本企業の動向、貿易の現状等)、長期的に進行する少子高齢化の影響(労働力人口や貯蓄率の減少を通じた経済成長への影響)、後発国の未成熟な脱工業化(十分製造業が育たないうちにサービス経済化が進行してしまう)などについてお話ししたいと思います。
第3回 令和3年10月2日(土) 終了しました
14:00~16:00
※オンラインのみでの開催となります。対面での開催はございません。


教育学部
教授 田代 美江子たしろ みえこ

子ども・若者をとりまく性的環境と性の教育
-「包括的セクシュアリティ教育」の可能性-
日本の子ども・若者たちは、極めて劣悪な性的環境の中に放置されています。差別的で暴力的な性情報にさらされながら、意図しない妊娠や性感染症から身を守るための知識やスキルを学ぶ機会は保障されていません。人権を基盤とする「包括的セクシュアリティ教育」は、こうした状況にある子ども・若者のニーズに応答するものとして国際的に推進されています。「包括的セクシュアリティ教育」への理解を深めながら日本の教育の課題を考えていきたいと思います。
第4回 令和3年10月23日(土)終了しました
14:00~16:00


大学院
理工学研究科
教授 田中 秀逸たなか しゅういつ

ウイルスと病気
-遺伝学に関した話を中心に-
新型コロナウイルスの恐怖は、皆さん忘れることはないと思います。この講座において、1つは、ウイルスやそれが起こす病気について何が怖いのかもう一度考えてみます。2つ目は、遺伝学から見たときのウイルスの不思議について、特にエイズとインフルエンザへの関わりから概説します。また、現代医療において実はウイルスが役に立っていることについてお話しします。
第5回 令和3年11月13日(土) 終了しました
14:00~16:00


大学院
人文社会科学研究科
准教授 冨田 晃正とみた てるまさ

分断社会の行方
-「大衆」消滅時代の社会とは-
トランプ前大統領の就任以降、世界的に注目を集めるようになった「分断」の実情及び社会・経済への影響に関して、政治経済学的な観点から、アメリカのみならず日本の状況も踏まえながら、考察していきます。アメリカの状況を参照しつつ、日本において分断が深まると、どのような社会になっていくのか、といった将来予測に関しても触れる予定です。
第6回 令和3年12月11日(土) 終了しました
14:00~17:10


レジリエント
社会研究センター
センター長 奥井 義昭おくい よしあき

災害につよいまちづくり
-“彩の国”市民科学オープンフォーラム-
近年、地震災害が繰り返し発生しており、台風による大雨、ゲリラ豪雨が発生する頻度も高くなっています。災害の頻度と強度があがり、以前に増して災害につよいまちづくりが求められています。災害につよいまちづくりを行うためには、どのような試みが行われているか、さらにこれから、どのような対策が必要か、研究者、行政、民間企業からの事例紹介を行い、参加者とともに考えていきたいと思います。
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