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スリランカルフナ大学と埼玉大学が国際シンポジウムを開催しました(研究機構 戦略的研究領域 循環型ゼロエミッション社会形成研究領域)

2023/3/29

3月16日に本学協定校でもあるスリランカ ルフナ大学の工学部建設工学科と埼玉大学研究機構戦略的研究領域循環型ゼロエミッション社会形成研究領域ならびに同研究領域が主体的に取り組んでいるベトナムJST-JICA 地球規模課題対応国際科学技術協プログラム(SATREPS)が共催で、国際シンポジウム「International Symposium on Advances in Civil and Environmental Engineering Practices for Sustainable Development (ACEPS2023)」をスリランカゴール市で開催しました。

本国際シンポジウムは本学が以前に取り組んでいたスリランカSATREPSプログラムから開始し、今回で9回目の開催となります。

本国際シンポジウムでは、ルフナ大学学長のE.P.S. Chandana教授、H.C. Ambawatte工学部長ならびにS. De Silva建設工学科長から、環境社会基盤工学分野における本学とルフナ大学との長きにわたる研究・学生交流に対して感謝の意が述べられるとともに、今後のさらなる連携強化や学生交流推進に対する期待が寄せられました。また、シンポジウムではスリランカ、日本、ベトナム、オーストラリアから計70件以上の研究発表が行われ、最新の研究成果に対して積極的な意見交換が行われました。また、基調講演では佐藤尚文氏(現エックス都市研究所:本学にて博士号取得)と本学大学院理工学研究科 川本健教授からスリランカにおいて20年以上にもわたり継続されている廃棄物管理能力向上プロジェクト(JICA技術協力事業やSATEPSプログラム)の成果が紹介されました。さらに、現在実施しているベトナムSATREPS活動からは2件の研究発表(松野晃大氏/本学博士後期課程、K.M. Tuan氏/ハノイ国利建設大学講師)がBest Paper Awardを受賞しました。今後も、本学戦略的研究領域「循環型ゼロエミッション社会形成研究領域」のスリランカ拠点の一つとして、ルフナ大学とはさらなる技術協力連携や国際研究開発活動を推進していく予定です。

ルフナ大学と本学の関係

本学とルフナ大学は2009年5月に大学間交流協定を締結し、スリランカSATREPSプログラムをはじめとする国際共同研究を実施しています。また、本学環境社会基盤プログラムを中心に数多くの留学生(文部科学省博士後期課程奨学生やアジア開発銀行博士前期課程奨学生など)を受け入れています。

ACEPS2023ホームページ

http://eie.eng.ruh.ac.lk/dcee/aceps-2023/このリンクは別ウィンドウで開きます

JST-JICA 地球規模課題対応国際科学技術協プログラム(SATREPS)

H22-H27年度「研究課題名:スリランカ廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築」
 ・https://www.jica.go.jp/oda/project/1000350/index.htmlこのリンクは別ウィンドウで開きます
 ・https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2205_srilanka.htmlこのリンクは別ウィンドウで開きます

H29-R05年度「研究課題名:ベトナムにおける建設廃棄物の適正管理と建廃リサイクル資材を活用した環境浄化および及びインフラ整備技術の開発」
 ・https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2901_vietnam.htmlこのリンクは別ウィンドウで開きます
 ・http://park.saitama-u.ac.jp/~vietnam_satreps/このリンクは別ウィンドウで開きます

国際シンポジウム入場シーン

ルフナ大学学長のE.P.S. Chandana教授からの開会挨拶

国際シンポジウムの様子

国際シンポジウムの様子

ACEPS2023の開催されたルフナ大学とベトナムSATREPSメンバー
(右から)ハノイ国立建設大学Nguyen副学長、ルフナ大学S. De Silva建設工学科長、本学川本教授、ハノイ国立建設大学Tran環境学部長およびTuan講師

ACEPSロゴのサンドアート

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