埼玉大学

研究トピックス一覧

様々な環境で駆動する柔らかなロボットを開発(大学院理工学研究科 山口大介 助教)

2016/6/22
2016/8/10(再掲・追加)

【追加】
6月22日掲載の理工学研究科 山口大介 助教の研究成果が、8月10日販売の小中学生向け科学雑誌「子供の科学」(誠文堂新光社出版)にて「人体のように柔らか、極低温にも高温にも耐えるロボット技術!」をタイトルに最新科学ニュース記事として紹介されることになりました。
「子供の科学」のウェブサイト

【6月22日掲載】
理工学研究科 山口大介 助教は、人が近づくことができない薬品中や高温・低温、放射線などにさらされた環境における駆動が期待でき、人のような柔らかさを持ったアクチュエータ(ロボット用駆動源)を開発しました。開発したアクチュエータはポリイミドフィルム製の空気室を持ち、ガスを出し入れする事によって人の指のように曲がる動きを実現しています。これまでに、-196℃における駆動を実現しており,凍結保存された細胞・臓器のハンドリング、事故や災害発生直後に活躍するロボット、宇宙空間で動作するマニピュレータへの活用を想定し、開発を進めています。

本研究の成果は、下記新聞紙と雑誌に掲載されました。
・日経産業新聞(2016年6月3日)

図:様々な環境において人のように柔らかな動きを実現するアクチュエータ

図:様々な環境において人のように柔らかな動きを実現するアクチュエータ

詳細はこちらをご覧ください

山口大介(ヤマグチダイスケ)| 研究者総覧

ページ上部に戻る