埼玉大学教育学部附属特別支援教育臨床研究センター

　小・中学校の通常の学級には、知的には遅れがないのに学校の授業や集団活動に適応しづらい児童生徒がいます。
　埼玉県内では、このような児童生徒のために、「特別支援教育支援員」「学年・学級支援員」「学級補助員」「自立支援サポーター」等の名称の方々が、学校での学習や友だちとの関わり方などの支援を行っています。
　この取り組みによってたくさんの成果があらわれてきている一方で、多くの支援員の方々が専門的な知識獲得の必要性を感じているにもかかわらず、専門的な研修を受ける機会が少ないという悩みをもたれているのが現状です。
　そうした課題やニーズを踏まえ、お子さんたちのよりよい成長に寄与できるよう、教育学部附属特別支援教育臨床研究センターでは支援員の方々を対象としたセミナーを開催します。
　今年度は、新型コロナ感染症拡大防止対策のため、3会場に分かれホスト会場と他の2会場をZoomでつなぎ講演を聞いていただく形式になります。
　通常の学級で困難を抱えている児童生徒の支援にあたっている支援員、補助員の皆さんのご参加をお待ちしています。