埼玉大学開放特許集(改訂版)
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発明の名称問合番号1401-54技術分野エネルギー電動二輪・三輪車用非接触給電装置特許第6257061号国立大学法人埼玉大学、株式会社ベルニクス電動二輪・三輪車用非接触給電装置出願番号特願2014-27688出願人発明者国立大学法人埼玉大学、株式会社ベルニクス阿部 茂、金子 裕良、吉岡 直人、藤田 祐輔公開番号特開2015-154648特許番号特許権者適用製品電動二輪車や電動三輪車を駐輪場のスタンドに施錠するだけで安定した非接触給電が行われる電動二輪・三輪車用非接触給電装置を提供する。課題 駐輪中の電動二輪・三輪車に対して電磁誘導作用により電力を給電する電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、 前記電動二輪・三輪車の施錠機構と非接触給電トランスの送電コイルとを備える駐輪スタンドと、 前記施錠機構で施錠される被施錠部と前記非接触給電トランスの受電コイルとを備える前記電動二輪・三輪車と、を備え、 前記送電コイルは、コアと、該コアの一部に巻回された電線とを有し、 前記送電コイルの前記コアは、 並行して対向する第1の板状コア及び第2の板状コアと、 前記第1の板状コア及び第2の板状コアの端部において該第1の板状コア及び第2の板状コアに直交する第3の板状コアと、 を有し、前記第1の板状コア、第2の板状コア及び第3の板状コアで画成される空間の三つの面が開放面であり、 前記送電コイルの前記電線は、前記第3の板状コアの周りに巻回され、 前記受電コイルは、円柱または角柱状の棒状コアと、該棒状コアに巻回された電線とを有し、 前記受信コイルの前記棒状コアは、軸方向の長さが前記送電コイルの前記第1の板状コア及び第2の板状コア間の間隔よりも短く、軸方向に直交する断面の断面積が前記第1の板状コア及び第2の板状コアの面積よりも小さく、 前記受電コイルの前記電線は、前記棒状コアの軸の周りに巻回され、 前記送電コイルは、前記第1の板状コア、第2の板状コア及び第3の板状コアで画成される前記空間の前記開放面の二つが、前記施錠機構で施錠される位置に移動する前記電動二輪・三輪車の移動方向に直交し、且つ、前記開放面の残る一つが、前記施錠機構で施錠される前記電動二輪・三輪車と対向するように、前記駐輪スタンドの施錠機構の近傍に固定され、 前記受電コイルは、前記被施錠部が前記駐輪スタンドの施錠機構に施錠されたとき、前記棒状コアが、前記送電コイルの前記第1の板状コア及び第2の板状コアの間に在って、その軸方向が前記第1の板状コア及び第2の板状コアと直交するように、前記電動二輪・三輪車の前記被施錠部の近傍に固定される、ことを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。技術概要(請求項1)IPC出願日公開日H02J 7/00, H02J 17/00, H01F 38/14,B60M 7/00, B60L 5/00, B60L 11/182014/2/172015/8/24代表図

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