埼玉大学開放特許集(改訂版)
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発明の名称問合番号P1111-36JP技術分野エネルギー双方向非接触給電システム特許第5923120号株式会社テクノバ、国立大学法人埼玉大学出願番号特願2013-557294発明者阿部 茂、金子 裕良、渡辺 宏、保田 富夫公開番号WO2013/118274特許番号特許権者適用製品自動車、搬送車、移動ロボット等の移動体用双方向非接触給電システム課題双方向の給電効率が高く、受電側の電圧及び電流の制御が簡単で、低コスト化が可能な双方向非接触給電システムを提供する。 第1のコイルと、該第1のコイルから空隙を隔てて置かれた第2のコイルとを含む非接触給電装置を具備し、前記第1のコイルを含む一次側回路から前記第2のコイルを含む二次側回路に、及び、前記二次側回路から前記一次側回路に、電磁誘導作用で電力が給電される双方向非接触給電システムであって、 前記非接触給電装置の一次側回路は、直流を交流に変換する機能と交流を直流に変換する機能とを備える第1の電力変換器に接続し、 前記第1の電力変換器は、直流を交流に変換する機能と交流を直流に変換する機能とを備える第2の電力変換器に接続し、前記第2の電力変換器は、さらに商用電源に接続し、 前記非接触給電装置の二次側回路は、直流を交流に変換する機能と交流を直流に変換する機能とを備える第3の電力変換器に接続し、前記第3の電力変換器は、さらに二次電池等の移動体直流電源に接続し、 前記非接触給電装置の一次側回路から二次側回路に給電するときは、前記第2の電力変換器が商用電源の交流を直流に変換し、前記第1の電力変換器が、前記直流を交流に変換して前記一次側回路に供給し、前記第3の電力変換器が前記二次側回路から出力された交流を直流に変換して前記移動体直流電源に供給し、 前記非接触給電装置の二次側回路から一次側回路に給電するときは、前記第3の電力変換器が前記移動体直流電源から出力された直流を交流に変換して前記二次側回路に供給し、前記第1の電力変換器が前記一次側回路から出力された交流を直流に変換し、前記第2の電力変換器が前記直流を交流に変換して前記商用電源に供給し、 前記第1の電力変換器及び第3の電力変換器の少なくとも一方は、 スイッチング素子と、該スイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードとから成るスイッチングユニットが二つ直列に接続されたスイッチングユニットアームと、 コンデンサが二つ直列に接続され、前記スイッチングユニットアームと並列に接続されたコンデンサアームと、を有し、前記スイッチングユニットアームの二つのスイッチングユニットの接続点、及び、前記コンデンサアームの二つのコンデンサの接続点に、前記一次側回路または二次側回路が接続され、直流を交流に変換するときはハーフブリッジインバータとして動作し、交流を直流に変換するときは倍電圧整流回路として動作し、 前記第1の電力変換器、第2の電力変換器及び第3の電力変換器の動作を切り替えるだけで双方向の給電が行われることを特徴とする双方向非接触給電システム。技術概要(請求項1)IPC出願日公開日H02J 50/00, H02J 7/00, H02M 7/7972012/2/92013/8/15代表図

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