埼玉大学開放特許集(改訂版)
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発明の名称 入力信号を遅延する複数の遅延素子と、入力信号及び各遅延素子からの出力信号の各々にフィルタ係数を乗算する複数の乗算器と、各乗算器の出力を加算する加算器とを備える第1のトランスバーサルフィルタと、 前記第1のトランスバーサルフィルタに入力する入力信号と同一の入力信号が入力し、前記入力信号を遅延する複数の遅延素子と、各遅延素子からの出力信号の各々にフィルタ係数を乗算する、前記第1のトランスバーサルフィルタと同数の乗算器と、各乗算器の出力を加算する加算器とを備える第2のトランスバーサルフィルタと、 前記第1のトランスバーサルフィルタの加算器からの出力信号と所望信号との差分を誤差信号として出力する加算手段と、 前記誤差信号の低減を図るための更新用のフィルタ係数を算出して、前記第1のトランスバーサルフィルタ及び第2のトランスバーサルフィルタの同一序列の各乗算器で乗算される前記フィルタ係数を同一の値のフィルタ係数で更新する係数調整部と、を有し、 前記係数調整部では、更新用の前記フィルタ係数を算出する際のステップサイズμが、 (1-μ)2<1となるように設定され、前記第2のトランスバーサルフィルタの加算器からの出力信号がフィルタ出力として出力されることを特徴とする適応フィルタ。問合番号0507-10技術分野情報通信特許第4324676号国立大学法人埼玉大学適応フィルタ出願番号特願2005-218605発明者島村 徹也、津田 雄亮公開番号特開2007-36791特許番号特許権者適用製品エコーキャンセラ、ノイズキャンセラ、通信路等化器、信号予測等に利用可能な適応センサ課題誤差信号enの平均自乗誤差を十分小さくすることができる適応フィルタを提供する。技術概要(請求項1)IPC出願日公開日2005/7/282007/2/8H03H 21/00代表図

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