発明の名称問合番号0705-10技術分野製造技術曲面形状と視線との交差座標導出方法特許第4949953号国立大学法人埼玉大学出願番号特願2007-182243出願人発明者国立大学法人埼玉大学金子 順一、堀尾 健一郎公開番号特開2009-20671特許番号特許権者工作機械でNCプログラムを実行したときの被削物の削り残しや削り過ぎを事前に検証する切削シミュレーション、NCプログラムを作成する際の製品モデルから工具経路を生成する処理、製品形状と工具軸との干渉を判定する処理等に適用可能適用製品ボールエンドミルを用いた3軸制御加工を対象として、近似時に生じた曲面と多面体との形状の隔たりをグラフィックハードウェア内で補正することができる曲面形状と基準面との距離算出方法を提供する。課題 基準面上に設定された垂線を視線と見立てた視界座標系の上で、工作機械の工具により形成される被削物の曲面形状と前記視線との交点を求めて、前記基準面と前記曲面形状との間の距離を算出する曲面形状と基準面との距離算出方法であって、 曲面形状のトポロジを定義するモデル座標系上で、前記曲面形状を近似した多面体の各ポリゴンの頂点座標を求め、前記ポリゴンの各頂点の属性値として、前記頂点座標と、当該ポリゴンの各頂点に接する曲面形状を表すパラメータとを設定する第1のステップと、 前記視界座標系上に前記多面体を移して前記ポリゴンの各頂点の頂点座標を導出する第2のステップと、 前記視界座標系の各視線と前記ポリゴンとの交点座標を導出し、前記基準面から前記交点座標までの各視線の距離を示す深度値dを算出するとともに、前記交点座標を当該ポリゴンの各頂点の頂点座標で表すための内挿変数を導出する第3のステップと、 前記内挿変数を用いて前記モデル座標系上の前記ポリゴンにおける各視線の交点を導出する第4のステップと、 前記モデル座標系上で、前記パラメータを用いて、前記交点から前記視線の向きにある前記曲面形状までの距離eを算出する第5のステップと、 前記距離eに基づいて、前記視界座標系上で求めた各視線の前記深度値dを補正する第6のステップと、を備え、前記第2のステップから第6のステップまでの処理を、グラフィックスハードウェアを用いて行うことを特徴とする曲面形状と基準面との距離算出方法。技術概要(請求項1)IPC出願日公開日G05B 19/4093, G05B 19/4097, B23Q15/002007/7/112009/1/29代表図
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