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保守から見たアメリカ政治の論点を学ぶ ―米国ビジネスの最前線で活躍する清水 陽一郎氏をお招きした講義を開催

2023/6/14

講義後の集合写真

教養・スキル・リテラシー科目の講義「Introduction to International Relations」は、日本と世界との結びつきを第一線で担っている主要国在京大使館や国際機関の皆さんなどを講師にお迎えし、グローバルな問題への理解や国際的な視野の涵養を目指した国際共修授業です。ホームページでは、講義の様子を毎週お伝えしています。

6月8日(木)の講義では、石油開発の第一線で活躍されている隼エナジー株式会社代表取締役の清水陽一郎氏を講義にお招きし「保守から見たアメリカ政治の論点」をテーマに講演いただきました。

講義ではまず、アメリカでは生活のありとあらゆる部分において個々の意見が求められており、政治的に”保守”と”リベラル”に分断されていると述べられました。”保守”、”リベラル”の立場ではどのような主張がなされているのか、現在のアメリカを揺るがしているホットなトピックスを取り上げ、ご説明いただきました。
具体的には、BLM、1月6日事件、トランプ前大統領に対する弾劾や訴訟、銃社会、人工中絶問題、LGBTQ+教育、同性婚、脱炭素問題について、それぞれ”保守”と”リベラル”の考え方を、現在アメリカで生活されている清水氏の実体験を基にした温度感を持ってご説明いただきました。

質疑応答では、同性婚への考え方やなぜ起業をされてアメリカを選んだのか、清水氏のバックグラウンドへの質問がなされ、学生たちの関心の高さが伺えました。清水氏は最後に「ある問題が起こった際に、国が解決していくべき問題だと主張するのではなく、実は当事者問題で解決できる問題なのではないかと一度立ち止まって考えてみてほしい。」と学生へ熱いメッセージを送りました。

清水 陽一郎氏

講義の様子

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