統合報告書2025
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mationInfor活動実績部局紹介財務状況受入手続き42国際交流会館学生宿舎学生宿舎イ ン で は、蔵 書 検 索 シ ス テ ム(OPAC)、電 子 ジ ャ ー ナ ル、電 子 図 書学 学 術 情 報リポジトリSUCRA に蓄 積して発 信しています。また、一 般 市国 際 交 流・教 育プログラムの展 開、大 学 間 協 定の 図書 館は、本学が必 要とする学 術 情 報 資 源を収 集・管 理・提 供することにより、本学の教育・研究を支援しています。図書・雑誌等の収集・整理・貸出のほか、レファレンス・ILL(図書館間相互利用)等のサービスの提供を行っています。館内には、AV ブースや情報端末、無線 LAN 等を整備し、多様なメディアの資料・情報を利用できる環境を提 供しています。オンラ(eBook)、データベース等の電子資料を提供しているほか、埼玉大学所属の研究者による学 術 雑 誌 掲載 論 文や紀要論 文などの学 術成 果を埼玉大民にも閲覧・貸出を行い、地域貢献を図っています。 本学では、2020 年に「埼玉大学ダイバーシティ宣言」を制定し、女性研究者支 援に重 点を置いたこれまでの取 組から、地 域におけるダイバーシティ環 境の推 進、「多様 性」と「包摂」を普及・定 着させる取 組とそのミッションを拡大しています。また、センターが設 立された 2022 年度からは、教育支援(課題解決型教育プログラム)や文理融合・共同企画支援(ワークショップ)に取り組み、ダイバーシティ環境の進展に努めています。  急速に変化するグローバル社会の動向に的確に対応し、持 続 可能な国際 社 会の構 築に寄与することを目的として、国 際 的な視 野を 備えるとともに、文化的・社 会 的多様 性を尊重 する学 術・教育 環 境の整備を、本学は基本方針として掲げています。 この 基 本 方 針 のもと、中 長 期 的 かつ戦 略 的に、締結や国際的ネットワークへの参画、さらには外国人学生・教 員の受 入体 制の強 化など、多様な取 組を通じて大学の国際 化を積極的に推進しています。 外国人留学生及び外国人研究に対し安心・安全な生活環境を提供することを目的として、4 棟の国際交流会館を運営しています。これらの会館は、多文化的な生活環境のもと、国際理解の促進や多文化共生の実践の場としても機能しています。 特に、4 棟のうち 1 棟は、本学創立 70 周年記念の寄付金事業により整 備された、日本人学生と外国人留学生が混住するタイプの会館であり、日常的な異文化コミュニケーションの機会が豊かに生まれ、互いの文化や 価値観をより深く理 解し合う環境が築かれています。 情 報メディア基盤センターは、大学の教育研究を支えるインフラとして全 学情 報基盤システム(SERN(サ ーン)(Saitama universit y Education and Research Net work)の 整 備・管 理運 用を行っています。学内各室に行きわたる基幹情報ネットワーク及び各種サーバなどの情報基盤の整 備と効率的な運 用を進めており、高度情報共有技術や学術情報 処理の研究開発、及び情報メディア教育の支援を行っています。学術情報ネットワーク「SINET(サイネット)」を利用した大容量インターネット接続、講義 室・会 議 室・オープンスペースで利用可能な無線 LAN、学内クラウド、全学生・教職員へのオフィスソフトウェアの無 償提供など、様々なシステム・サービスを教育・研究の利用に供しています。国際交流会館 4 号館(敷地内スペースに“70”と“大学ロゴ”をデザイン) 埼玉大学学生宿舎は、埼玉大学に在学する学生(学部の1年次および2年次)に対し、居住の提供を行っています。修学に適する良好な環境を提 供し、自主的な生活を通じて、自律性を培うとともに、規律ある社会性を育む機会を与えることを目的としています。 大学に隣 接する場所に男子 棟2棟および女子 棟1棟 が あり、学 内の 所 要 施 設 には、徒 歩10分 程 度 で 行くことが出来ます。図 書 館国 際 本 部ダイバーシ ティ推 進 センターその 他 の施 設情 報 メディア 基 盤 センター

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