mationInfor活動実績部局紹介財務状況受入手続き31カラーユニバーサルデザイン研 修活 動 実 績科学技術・学術分野における女性活躍から新たな未来が生まれる(ZOOM 講演会)障害理 解 研 修「本 学の共生社 会に向けて」Wo m e n in m a n u f a c t ur in g(製 造 業における女 性)−日本における活躍の状 況とその課 題−日時:2024 年 12 月 2 日 ( 月 )15:00 〜 16:30講師:お茶の水女子大学名誉教授、前・学長 ビューティ&ウェルネス専門職大学 学長 室伏きみ子氏講演では、日本のジェンダーギャップ指数が依然として低位にとどまっており、特に、女性研究者の割合 が他国と比べて低く、意志決 定の場における女性の役割拡 大が求められているとの話がありました。また、無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)が女性のキャリア形成に影 響を及ぼし、「女性は理工系が苦手」「母親は家庭にいるべき」などの固定観念が女性の進路の選択肢を狭め、社会 全体の成長を妨げる要因になっていることが話されました。日時:2024 年 4 月〜 5 月オンデマンド講師:学術院教授(教育学部附属教育実践総合センター担当)内河水穂子氏2024 年 4 月からの 改 正 障 害 者 差 別 解 消 法 の 全 面 施 行を受け、ダイバーシティ推 進 員の内河教 授による講 演をオンデマンド配 信しました。講 演では、日本も批 准した「障 害 者 の 権 利に関 する条 約(障 害 者 権 利 条 約)」についての説明があり、「インクルージョン」という理 念が 伝えられました。また、目指 すべき社 会 のビジョンとして「誰もが 相 互に人格と個 性を尊 重し支え合 い、人々の多様な在り方を相 互に認 め 合える全 員参 加 型の 社 会」が示されました。日時:2025 年 1 月 28 日 ( 火 )14:30 〜 16:30講演者:日本女子大学家政学部准教授 額田春華氏、工場女子コミュニティ・オーガナイザー 廣阿季氏座談会登壇者:彩の国女性研究者・技術者ネットワーク参画企業のご担当者額田氏による講演(タイトル:製造業におけるダイバーシティ経営と女性のライフ・キャリアデザイン)では、日本の労働市場における女性の管理職比率が依然として低いこと、また、それが企業文化や制度の問題に起因する点が指摘されました。また、廣阿季氏による講演(タイトル:自分に胸を当ててドキドキ☆わくわく☆ほっとすることを選択していこう!工場にいる技術屋が育休明けに苦しみの中に立ち上げたコミュニティ『工場女子会』を事例にして)では、これまで十分に説明されてこなかった女性目線での現場(工場)のリアルを伝えていただきました。座談会においては、製造 業における女性の活躍についてお話いただきました。日時:2024 年 8 月〜 9 月オンデマンド講師:学術院教授(大学院理工学研究科担当)講師:栗木一郎氏講 演 では、人の 色の見え 方、知 覚や 認 知は多 様であり、正常/異常という捉え方ではなく、色覚多様 性という観点で考えていく必要のあることが示されました。続いて、色の見え方の多様性に対応した学習教材 等の作り方、カラーユニバーサルデザインについて解 説 があり、色のみで情報を伝えないような方法を取り入れることや、チェックツールを用いるなど、具体的な情報が提供されました。研 修 終了後、教 職 員向けの『カラーユニバーサルデザイン(色覚多様 性)ガイド』を作成し、HP に掲載しました。 第2回運営委員会(令和 6 年7月11日)にて、「彩の国女性研究者ネットワーク」から、「彩の国女性研究者・技術者ネットワーク」へと名称を変更することが決定し、技術者の方にご登壇いただくシンポジウムが実現しました。ダイバーシ ティ推 進 センター「 F D・S D 研 修 の 実 施 」第7回 彩 の 国 女 性 研 究 者・技 術 者ネットワークシンポジウムダイバーシティ
元のページ ../index.html#32