統合報告書2025
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mationInfor活動実績部局紹介財務状況受入手続き26・起業後の金融支援・経営者候補人材の発掘等・事業会社とのマッチング支援・スタートアップ関連イベント開催・事業化推進・施設、実証フィールド支援・経営者候補人材の発掘等・市場調査・起業シーズ発掘・有望研究者へのハンズオン支援・試作品製作、仮説検証・起業後の金融支援(大学)埼玉大学、埼玉医科大学、埼玉県立大学、日本工業大学、東洋大学(自治体)埼玉県、さいたま市(金融機関)埼玉りそな銀行(民間企業)さいたま市産業創造財団、さいたま起業家協議会さいたま地域スタートアップ・エコシステムの構築さいたま地域スタートアップ・エコシステム研究代表者蔭山健介塩田達俊採択課題水生・湿生植物の音響放射を用いた水域の生態系保全ソリューションレーザー・光学技術によるインライン全数検査を目指した表面形状検査装置の製造IJIEさいたま地域参画機関 埼玉大学は、地域経済の活性化に貢献するため、2024アップ 支援部門」を設置しました。この部門設置は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が推進する「大学発新産業創出基金事業―スタートアップ・エコシステム共創プログラム(地域プラットフォーム共創支援)―」に採択された「Inland Japan Innovation Ecosystem(通称:IJIE)」への参加が大きなきっかけとなっています。 IJIE は、信州大学を主幹機関とし、山梨大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、自治医科大学、埼玉医科大学の県を対 象とした地 方 大 学 発 スタートアップ 創出プラットフォームです。協力機 関として自治 体や 金 融 機 関 及び民間企 業などが参画しており、2025 年 3 月 31 日現在で 70 埼玉大学では、IJIE の事業を活用し、埼玉県内の自治体や金融機関などと連携を強化することで、効果的なスタートアップ創出を推進し、さいたま地域におけるスタートアップ・エコシステムの実現を目指しています。具体的には、自治体とは事業化戦略の策定、実証フィールド支援、市場調査などで連携し、金融機関とは起業後の金融支援、経営者候補 また、2025 年 3月に「第 1 回 SAITAMA スタートアップ・エコシステムシンポジウム『大学発スタートアップは地域をどう変えるか』」を開催し、地域における大学発スタートアップの重要性について議論を深めました。GAP ファンド採択の教員シンポジウムの様子さいたま地域とIJIEの連携窓口・知財戦略策定支援・出願支援・技術情報の産業界への展開・ライセンス支援・起業シーズ発掘・研究開発進□管理・知財創出支援・経営者候補人材供給機能の構築・地域機関等との連携・地域プラットフォームとの連携・起業支援人材、経営者候補人材の育成プログラム機 関が 参 加 する大 規 模 なプラットフォームとなっています。埼玉大学は、IJIE において「SU 創出共同機関」として参加しており、大学が 有 する先 端 的・革 新 的な技 術を活用した大学発スタートアップの創出と、地域産業との連携を通じて、新たな高付加価値産業と雇用の創出を目指し、ひいては日本の経済成長への貢献を図っています。なお、「IJIE-GAP ファンドプログラム 2024(ステップ 1「プレ」)」に本学の教員 2 名が採択されました。人材の発掘、事業会社とのマッチング支援、スタートアップ関連イベント開催などで連携を進めています。さらに、大学の技術移転を専門とする技術移転機関(TLO)や、スタートアップ創出に向けた伴走支援や資金援助を行うベンチャーキャピタル等にも参画を促し、起業シーズの発掘から起業後の支援までを一貫して対応できる体制を整備しています。年 7 月にオープンイノベーションセンター内 に「スタート7 大 学と株 式会 社 信州 TLO が 連 携 する、甲信・北 関 東 5オープンイノベーションセンターに スタートアップ 支 援 部 門を設 置

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