mationInfor活動実績部局紹介財務状況受入手続き221 . 光 学 装 置 開 発 グル ープ3 . 電 気 生 理 /構 造 生 物 学グル ープ5 . アウトリー チ 活 動2 . 植 物 分 子 遺 伝 学グル ープ4 . 生 物 物 理 学グル ープ細胞情報研究室(豊田研究室)JST・ERATO豊田植物感覚プロジェクト植物の 4D イメージングタンパク質の立体構造と電気生理の様子植物の細胞群のイメージング一分子ナノスケールの観察プロジェクトのメンバーGL(グループリーダー):須田 啓 助教SGL(サブグループリーダー):竹島 亮馬 助教 様々な植物はユニークな形の葉を持っていますが、例えばプレパラートなどを使って顕微鏡で植物を観察しようとすると、どうしても平面的な二次元の画像に見えてしまうと思います。これまで、植物で情報を伝える役割を担う「カルシウムイオン」を可視化する技術でも、その流れは平面的にしか観察できませんでした。私たちは様々な技術を応用し、カルシウムの情報が三次元的に伝わる様子を、「道端に生えている姿のまま」で観察する技術を開発しています。GL:竹田 弘法 准教授 SGL:小川 哲史 准教授 植物細胞での電気信号の発生や伝達は、細胞膜にあるタンパク質を通じてイオンが流れることで起こります。私たちは、植物の細胞が電気信号をどのように発生させているのかを、関連タンパク質の構造 解 析や電気生理学的解 析により調べています。また、電気信号を遠くの組織へ伝達するメカニズムを明らかにすることで、植物体内の情報伝達ネットワークのしくみを解き明かします。網蔵 優子 URA(URA オフィス) 研究成果を研究者だけでなく一般の人に広く正しく届ける活動を重要視しています。研究の成果を「楽しく、わかりやすく表現する」ことを意識し、教材開発や、一般向けの講演会、子ども向けの科学教室を開催していきます。GL:中村 匡良 教授SGL:海老根 一生 准教授SGL:八木 慎宜 特定助教、 友井 拓実 特定助教 機械的刺激、匂い、温度、光、重力、病原体、乾燥など多様な外的刺激に対して植物が示す応答のメカニズムに関与する遺伝子を同定し、その機能を詳細に解析しています。遺伝子の発現制御、シグナル伝達、細胞内構造の再編成、生体分子の動態制御など、多層的なレベルで情報処理の仕組みを明らかにすることを目指しています。GL:柴田 幹大 教授(金沢大学ナノ生命科学研究所) SGL:渡邉 宙志 准教授(九州大学理学研究科) 植物が受ける機械 刺激や匂い刺激は、細胞膜に存在する膜タンパク質のは働きによって感知されます。これら受容体とよばれる膜タンパク質に注目し、高速原子間力顕微 鏡(高速 AFM)による1分子イメージングと、分子動力学(MD)計算といったコンピューターシミュレーションを駆使し、タンパク質がナノメートルスケールで実際に働く姿をリアルタイムで可視化することで、植物の感覚機能を分子レベルで解き明かします。
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