mationInfor活動実績部局紹介財務状況受入手続き18を派 遣し、2024 年度に導入したウェブベース遠隔文字通訳システムを活用して実 施しています。PC ノートテイクを実 施する際は講義内容だけでなく、授 業の雰囲気も含めた音情報について文字化し情報保障を行っています。 さらに 2024 年 度には、iPad と AI 文 字 起こしアプリを導入し、ディスカッションや英 語 の 授 業など、通常の PCノートテイクでは対応が 難しい場面での情 報保障も実現しています。なお、毎年「障がい学生サポーター」の卒業・修了に伴う入れ替わりがあるため、ノートテイカー説明会および養成講座は今後も継続的に実施していきます。 その他として新規採用教職員向けの研 修会動画を作成したほか、学部教 員およびダイバーシティ推進センターと協力して、色覚多様性に配慮したキャンパスマップも作成しました。 既述の通り、2025 年度からは、障がい学生支援室は埼玉大学教育機構学生相談・特別支援センターの傘下組 織となりました。今後は、同じ学生相談・特別支援センター傘下の他の組 織とも緊密に連 携を図って参ります。具体的には学生相談室に所属する学生相談担当の医師及び臨床心理士や、ピアサポートルームでピアサポートを行うボランティア学生と緊密に連携し、より充実した支援体制を構築していきます。機 構 学 生相 談・特 別 支 援 センター障 が い 学 生 支 援 室と員 3 名(うち 2 名は非 常 勤 職 員)のスタッフが、学 内の 教 本 学では障がいを有 する学生(入学前の者を含む)への全学的な支援体制を強化し、学生の円滑な修学に寄与することを目的として、2023 年 4 月に教 育機 構 障がい学生支援室(当時)を設置しました。2025 年 4 月からは教育なっています。2025 年 6 月現 在、専任 教 員 1 名と専任 職職員および学外の専門機関と連携しながら障がい学生支援室の運営にあたっています。 障がい 学生 支 援 室では、2023 年度に本 学における障がい学生への修学支援の取り組みを見直し、合 理的配慮手続きの改善、長 期履修学生制度の導入、電子契約サービスの導入による合意書作成の効率化、そして支援室ホームページのリニューアル等の基盤整備を実施しました。 2024 年度からは「障がい学生サポーター」制度を開始し、在学生が障がいのある学生を支 援する体 制を整えました。特に、「PC ノートテイカー養 成 講 座」を開 講し、聴覚障がいのある学生への文字情報による支援を強化しました。2024 年度 第 3 タームから本 格 的な派 遣を開始し、2025 年 4 月末日現 在、56 名の PC ノートテイク可 能 な 学生が情報保障を担っています。 PC ノートテイクは、1 コマの授業につき 2 名 1 組の学生障 が い 学 生 支 援 室 体 制 の 強 化
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