埼玉大学研究シーズ集2022-23
53/126

46キーワード情報通信技術(ICT)/システム創成/プラットフォーム指向/モビリティ/高度交通システム(ITS)/空間的心地よさの質(QoSC)図1 社会に定着するシステムの三要素とICT.(システム創成経済活性化プリズム)●歩行者/低速車(自転車や超小型EV)/自動車のマルチモード交通社会を評価可能なシミュレータとそれによるP/SV/Vの3モード交通社会実現の知見の獲得図2 研究分野のアーキテクチ■ 研究概要社会に受け入れられ易いシステムの創成は、「ライフスタイル・価値観」と「数理物理・科学技術の基本」の両面から考えてゆくことが大事です。システム創成論的に研究開発課題を設定し、研究を進めてきました。情報通信システムはそれ自体が不可欠の社会基盤ですが、モビリティ(人や物の移動)やエネルギー、購買やサービスと決済に情報通信技術(ICT)が入ることで、従来なかった社会基盤が創成されています。(図1参照)車にICTが入り、自動運転化や安全運転支援システムの高度化が起こり、GPSなどの衛星測位システムは、衛星の電波が届く至るところで、人やモノや移動体のリアルタイムな位置情報が得られます。シェアリングビジネスも大きく社会に浸透してきましたが、インターネットに繋がるスマートフォンの時空間マッチング機能と決済機能をベースにして、創成されています。当研究室ではICTによる社会基盤の高度化をモビリティやQoSCを中心に研究を進めてきました。(図2参照)■ 産業界へのアピールポイント●システム創成論的に研究開発課題を創成し、共同研究しながら実現可能性まで探り特許化(新事業領域創成に関わる様々な協働)●要素技術とシステム技術を必要に応じて研究開発■ 実用化例・応用事例・活用例●要素技術としての情報通信、人や移動体の位置特定システムやそれらの商業施設や駐車場などへの応用、WYSIWYASナビゲーション(直感的な道案内)システムなどへの応用などの関連での特許化多数。長谷川 孝明(ハセガワ タカアキ) 教授大学院理工学研究科 数理電子情報部門 電気電子システム領域【最近の研究テーマ】●安全性と交通流の効率を評価可能な一般道のマイクロスコピックシミュレータの構築とそれによる「安全性」と「効率」の関係性の知見の獲得。(ITS情報通信の性能評価法の提案と安全運転支援システムの性能評価、交通信号制御システムの性能評価を含む)社会に定着しやすいシステムの創成~ICTで高度化する新社会インフラ~

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る