埼玉大学研究シーズ集2022-23
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95キーワードセンサー分子、ライブイメージング、ドラッグデリバリー、セラノスティクス、診断、蛍光■ 研究概要複雑に機能する生物の仕組みを探り、病気の診断や薬の効果を判定できる様な、生体内の変動を2色の蛍光色の変化で見える化する可視化センサー分子を開発している。蛍光色の変化は数値化出来る。様々な素材(色素、ポリマー、タンパク質、半導体粒子)を組合せてセンサー分子を作製し併用する点が独走的で、連鎖的かつ多岐に渡る生体反応を同時ににモニター出来る。この時、生体内に送り込まれたセンサー分子はリアルタイムに光によって生体にダメージを与えずに働く。正常と病態の違い、投薬の効果をモニターして診断する。さらにセンサー分子を集積化しナノカプセルを作製した。このカプセルは薬剤を内包できるドラッグデリバリーシステムになっている。これは、ドラッグデリバリーと投薬効果の診断をする機能を併せ持つ機能性分子複合体になる可能性がある。生体内を循環し患部に送薬、薬効をモニターして診断する、そんな超分子の開発を目指している。■ 産業界へのアピールポイント●センサー分しの併用による生体内の連鎖反応、現象を同時●センサー分子のモニター対象は種々酵素反応、活性酸素解毒因子濃度、細胞内粘度/密度、コレステロールなど脂溶性分子細胞内分布など●新規モニター対象用センサー分子作製試行随時●薬剤カクテル(次世代医薬品含む)送達システム(ドラッグ●センサー分子作製法や応用、計測法、集積化技術など複数特許化済み■ 実用化例・応用事例・活用例●1つの生体サンプルプロテインチップ様診断チップの構築●セルソーター、ライブイメージング活用による細胞ベースの高速医薬品、部外品評価系の●次世代医薬品・従来薬剤混合カクテルデリバリーシステム開発モニター、診断デリバリーシステム)作製構築鈴木 美穂(スズキ ミホ) 准教授大学院理工学研究科 物質科学部門 物質機能領域 【その他の研究テーマ】●リソソーム病の治療のための生体内蓄積有害物質回収システム開発●皮膚の新陳代謝の機構解明のためのセンサー分子開発●大気汚染物質の細胞死判定による毒性診断システム開発廻て(循環)見て(可視化)診て(診断)看る(送薬)

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