令和3年度砥粒加工学会論文賞及び熊谷賞を受賞(大学院理工学研究科 池野順一教授、山田洋平助教)
2022/3/15
大学院理工学研究科の池野順一教授と山田洋平助教が、「令和3年度 砥粒加工学会論文賞」と「令和3年度 砥粒加工学会熊谷賞」の2つの賞を受賞しました。
砥粒加工学会は、砥粒加工に携わる技術者・研究者で構成されており、砥粒技術・工具技術・加工技術など、精密加工に関わる技術を総合的にとらえる学会として活動するとともに、若手技術者の教育と技術の継承に力を入れています。また、先端砥粒加工技術に関する国際的なシンポジウムISAAT（International Symposium Advances in Abrasive Technology）を主唱し、 環太平洋諸国の砥粒加工技術発展の中核として、日本の"ものつくり"技術の情報を世界へ発信している学会です。
今回受賞した論文賞は、砥粒加工学会誌の過去１年間に掲載された論文を対象とし、内容が優秀と認められるものに対して、先端的な加工およびその関連分野に関する学術を奨励し、先端的な加工の発展を促進することを目的として贈賞するものです。
また、熊谷賞は、砥粒加工学会誌の過去１年間に掲載された論文を対象とし、とくに工業的寄与ならびに波及効果に優れたものに対して、先端的な加工技術ならびにその関連技術をいっそう奨励・促進し、産業界からの期待に応えることを目的として贈賞されます。
| 受賞者 |
大学院理工学研究科 池野順一 教授 大学院理工学研究科 山田洋平 助教 |
|---|---|
| 受賞題目 |
SiCの精密レーザスライシング 第1報：カーフロスを考慮したスライシング法の検討 砥粒加工学会誌, Vol.64, No.12 (2020) pp.635-642. |
(左から)山田洋平 助教、池野順一 教授
【参考リンク】
