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「The Autoware Foundation」の「ACADEMIC & NON-PROFIT MEMBERS」メンバー参加が承認されました(大学院理工学研究科 安積 卓也 准教授)

2019/10/1

埼玉大学大学院理工学研究科 安積研究室は、自動運転技術の業界標準を目指す国際業界団体「The Autoware Foundation」(オートウェア ファウンデーション、所在地:東京都文京区、代表理事:加藤真平、以下AWF)の「ACADEMIC & NON-PROFIT MEMBERS」メンバー参加が承認されたことを発表します。 

AWFは、株式会社ティアフォーと米Apex.AIおよび英Linaroの3社共同により設立された自動運転技術の業界標準を目指す国際業界団体で、メンバーシップには「PREMIUM」「INDUSTRY & GOVERNMENT」「ACADEMIC & NON-PROFIT MEMBERS」の3つのレベルがあり、安積研究室は、「ACADEMIC & NON-PROFIT MEMBERS」として承認されました。

安積准教授は、自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」の初期研究段階より参加しています。これまでの自動運転に関する研究成果を、AWFで公開することにより、Autowareの実用化に向けた研究開発に貢献します。 

安積研究室は、以下2件の委託研究(研究論文[1]、[2]、[3]、[4])を実施し、公開可能な成果をAWFで公開します。 

1.国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/革新的AIエッジコンピューティング技術の開発/完全自動運転に向けたシステムオンチップとソフトウェアプラットフォームの研究開発」の委託(埼玉大学 安積 卓也 准教授)を受け完全自動運転に向けたミドルウェアの研究開発を実施しROS(Robot Operating System)をベースとしたヘテロジニアスな環境(メニーコア、マルチコア、ハードウェアアクセラレータ)により完全自動運転アプリケーションを分散して処理できる環境を研究しており、その成果によりAWFに貢献します。

2.科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業 さきがけ「新しい社会システムデザインに向けた情報基盤技術の創出(研究総括:黒橋禎夫)」研究領域における研究課題「大容量データをリアルタイム処理するメニーコア向けソフトウェアプラットフォームの構築」(研究者:埼玉大学 安積 卓也 准教授)の自動運転向けメニーコアプラットフォームの実用化に関する研究成果をAWFで共有します。 

大学からの参加は、名古屋大学に続き、2番目の参加となり学術的研究の側面を強化することとなります。

原論文情報

[1] Shinpei Kato, Shota Tokunaga, Yuya Maruyama, Seiya Maeda, Manato Hirabayashi, Yuki Kitsukawa, Abraham Monrroy, Tomohito Ando, Yusuke Fujii, and Takuya Azumi, ``Autoware on Board: Enabling Autonomous Vehicles with Embedded Systems,'' In Proceedings of the 9th ACM/IEEE International Conference on Cyber-Physical Systems (ICCPS2018),  Porto (aka Oporto), Portugal, Apr. 2018.

[2] Shota Tokunaga, Yuki Horita, Yasuhiro Oda, and Takuya Azumi, "IDF-Autoware: Integrated Development Framework for ROS-based Self-driving Systems Using MATLAB/Simulink,'' In Proceedings of the Workshop of Autonomous Systems Design (ASD2019), Florence, Italy, Mar 2019.

[3] 安積 卓也, 丸山 雄也, 前田 青也, 加藤 真平, ``Autoware on Many-core Platform: NoCベース組込みメニーコアプロセッサ向け自動運転プラットフォーム'', 組込みシステムシンポジウム2019, 2019年9月. (優秀論文賞受賞) 

[4] Keita Miura, Shota Tokunaga, Noriyuki Ota, Yoshiharu Tange, and Takuya Azumi, “Autoware Toolbox: MATLAB/Simulink Benchmark Suite for ROS-based Self-driving Software Platform,” In Proceedings of the Workshop of Rapid System Prototyping (RSP2019), New York, USA, Oct.2019. (accepted)

参考URL

安積 卓也 (アヅミ タクヤ)|埼玉大学研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます