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大学院理工学研究科 高木 優 教授を研究開発代表者とする研究グループが、ALCAに採択されました

2015/10/19

 大学院理工学研究科戦略的研究部門 高木 優 教授を研究開発代表者とする研究グループが、科学技術振興機構(JST)の先端的低炭素化技術開発(ALCA)に採択されました。

 先端的低炭素化技術開発(ALCA)とは、温室効果ガスの削減を中長期にわたって継続的かつ着実に進めていくため、新たな科学的・技術的知見に基づいて温室効果ガス削減に大きな可能性を有する技術を創出するための研究開発を推進し、グリーン・イノベーションの創出につながる研究開発成果を得ることを目指す事業です。

 本研究では、「人為的アポミクシス誘導技術の開発による植物育種革命」を研究課題とし、受精を介さずにクローン種子を形成する『アポミクシス』を人為的に誘導する技術を確立し、多様な植物に適用することを目指します。これにより、バイオ燃料・バイオ素材の生産に有用な新品種の育種の加速、F1有用形質の固定が可能となり、増産した糖や油脂をバイオ素材・素材生産に用いることで、持続的な低炭素社会の実現に貢献します。

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【お問い合わせ先】
 埼玉大学大学院理工学研究科
  戦略的研究部門グリーン・環境領域
  領域長 高木 優
  TEL:048-858-3107
  E-mail:iest*gr.saitama-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)

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