地域社会貢献

埼玉大学連続市民講座 part 5 「今、環境について考える」

埼玉大学/読売新聞さいたま支局 共催
【後援予定】埼玉県/埼玉県教育委員会/さいたま市/さいたま市教育委員会/彩の国さいたま魅力づくり推進協議会
【協賛予定】埼玉りそな銀行/武蔵野銀行/埼玉縣信用金庫/コープみらい/埼大通り商店会/埼玉県商工会議所連合会

 毎回ご好評をいただいてまいりました連続市民講座「埼玉学のすすめ」をバージョンアップ。今回の講座では、グローバル化が進む現在の日本社会が直面している、「環境」をめぐるさまざまな話題について取り上げます。本学の教員が研究成果や学問的知見などをもとにわかりやすくお話しします。多くのみなさまに、生き生きとした最新の研究の魅力を知っていただく機会となるよう、埼玉大学の知を発信します。
参加無料で、事前の申込は必要ありませんので、お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
 *大学へのお問い合せは下記にお願いします。
                     TEL048-858-3927・3005

開講時間

毎回14:00〜15:40

会場

埼玉大学全学講義棟1号館3階1-301講義室
埼玉大学へのアクセス・構内案内図は、交通・キャンパスマップのページをご覧ください。
>>埼玉大学交通・キャンパスマップのページへ移動します

定員

350人(定員を超えた場合は別室にてモニター受講となります。)

対象

どなたでも受講できます。
高校生、大学生の皆さんもぜひご参加ください。

受講料

無料

参加申込

事前の申込みは必要ありません。

全6回受講された方には講演録を差し上げます。

講座ラインアップ


 1
平成26年7月26日(土) 終了しました
14:00〜15:40
畠山晋科学分析支援センター講師 畠山 晋
微生物学的な環境問題の見方
 昨今、私たちは地球の温暖化を実感し、しばしば不安定な気象現象に恐怖を感じるようになりました。私たちが目視できない微生物や病原体はどうでしょう?この回では、まず「微生物学」のあらましを分かりやすく説明します。そして、この学問領域と環境問題の接点について、ニュースとして報道された幾つかの話題を取り上げて解説します。

 2
平成26年8月23日(土) 終了しました
14:00〜15:40
田中規夫"大学院理工学研究科教授 田中 規夫
生態系を活用した防災・減災
−レジリエントな社会構築のために−
 自然災害の多発化・大型化、水循環・生態系の変容といった水防災・減災工学や水圏環境工学の問題に対し、近年は「防災から減災へのシフト」や、「緑による防災対策」等も提唱されています。しかし、持続可能かつ回復力の高いレジリエントな社会の構築においては、多くの課題があります。この講演では、防災と環境を「対立するもの」ではなく、「調和と活用」という視点で考えてみたいと思います。

 3
平成26年10月4日(土) 終了しました
14:00〜15:40
外岡豊経済学部教授 外岡 豊
持続可能社会とは
−環境から2050年の日本を構想する−
 世界的な経済危機、不安定な国際関係、地震津波竜巻火山爆発大洪水、先行き不安な21世紀前半、日本では未経験な人口減少社会を迎えます。エネルギー資源として何に依存すればよいのか、地球温暖化にどう対処するのか、アベノミクスは持続可能社会にはつながらない短期政策でしかありません。真の持続可能社会に向けて、エネルギーと環境面を含め2050年の日本の姿を大都市から中山間地まで具体的に構想します。

 4
平成26年10月25日(土) 終了しました
14:00〜15:40
安藤聡彦教育学部教授 安藤 聡彦
ナショナル・トラストの挑戦
−狭山丘陵からの報告−
 東京と埼玉とにまたがって広がる狭山丘陵。昭和初期につくられた2つの人工湖のまわりに広がるこの樹林地帯では、1970年代後半から環境保全運動が続けられ、そのなかから寄付金で土地を買って保存するナショナル・トラスト運動が展開してきました。この講座では、その歩みを概観しながら、その活動の意義や課題を考えてみたいと思います。できれば、イギリスや台湾など、海外の事例についてもお話したいと思います。

 5
平成26年11月15日(土) 終了しました
14:00〜15:40
深堀清隆大学院理工学研究科准教授 深堀 清隆
美しい街並み景観をつくる
 生物にとって自然環境保全は重要な課題ですが、私たち人間の生息環境である街、特に現代の街では自動車が溢れかえり、社会基盤技術が街にあった昔ながらの暮らしや文化を脅かす時代が続いてきました。人口減少社会へと移行する中で、街を持続可能な生息場とし、愛着と誇りをもって人々が暮らせるように、美しい街並み景観をつくる重要性が高まっています。街並み景観づくりが不得意と言われる日本において、景観づくりのあり方を考えます。

 6
平成26年12月13日(土) 終了しました
14:00〜15:40
三浦敦教養学部教授 三浦 敦
多様性に満ちた森林に向けて
−フランスで生まれた「照査法」技法と今日の森林経営−
 自然環境を守るには、その生物学的多様性の維持がとても重要です。戦後の日本の林業では経済性を重視するあまり、森林の多様性は軽視され、今日の森林の荒廃の一因となりました。こうしていま、森林の多様性の維持が再び注目されています。森林の多様性を維持しつつ林業生産も実現する手法の一つに、19世紀後半にフランス東部で生まれた「照査法」という技法があります。この講座では、この技法が生まれた歴史的背景とこの技法が前提とする社会のあり方を紹介し、あわせて、照査法の技法の今日までの展開や、その他の森林の多様性を生かした森林管理の取り組みも紹介しつつ、私たちはどのようにすれば森林の荒廃を防いでいくことができるかを考えたいと思います。