2020/05/19

第４回理学部HiSEPセミナーを５月２８日（木）３限に開催します。今回は長年、国立天文台で「すばる」をはじめ最先端研究に携わってきた外部講師をお迎えして、天体物理に関わるトピックスを紹介していただきます。今回もZOOMによるリアルタイム・ネット授業になります。理学部全ての学生の皆さんはじめ、同分野に関心ある学生の皆さんの聴講を歓迎します。学部・学科を問わず多くの学生の皆さんのご参加をお待ちしています。

講師：水本 好彦 氏　名誉教授 （自然科学研究機構 国立天文台　   総合研究大学院大学 ）

テーマ：『宇宙論への招待　－観測と理論の共進化－』

概要：　宇宙がどうなっているのだろうというのは、古代人から現代　人にまで共通する疑問です。単なる空想ではなく観察事実を元に宇宙がどうなっているのかを想像してきました。この１００年間に宇宙観はニュートンの静的宇宙からビッグバン宇宙、インフレーション宇宙へと劇的な変化をしました。宇宙を観測する技術の進歩と重力や素粒子原子核の理論の進歩がうまくそろった結果です。この観測・実験と理論の共進化は最近の生物学の急激な進化にも見られ、宇宙論に限ったことではありません。この講演では、現在の宇宙観が観測と理論の両面からどのように形成されてきたかを解説します。

インターネットセミナー（ZOOM）としてリアルタイム配信します。
日時：2020年5月28日（木）13:30-14:50
HiSEP学生以外で参加希望の方は以下までメール連絡ください。　    
hisep.saitama@gmail.com   (http://hisep.saitama-u.ac.jp)　　　

•