理学部 FACULTY OF SCIENCE  自然の仕組みと向き合う

未来の科学者養成講座「一日大学生(2010.7.24)」「夏休み集中講座(2010.8.2~4)」

未来の科学者養成講座「夏休み集中講座」を8月2日から3日間にわたって、開講します。最新の研究や、科学に関連した話題をお楽しみください。

対象は科学に興味を持つ高校生の皆さんです。参加を希望する方は下記までお電話、電子メールでお問い合わせください。また詳細はこちらをご覧ください。

未来の科学者養成講座 事務室 048-858-9302 mirai@ml.saitama-u.ac.jp


会場:総合研究棟1階 シアター教室
[情報]2010/08/02 (月) 10:30~12:00 内田淳史(工学部 情報システム科)
「身近なカオス~天気予報はなぜ当たらないのか~」
天気予報はあたらないと!と感じてる人も多いはず。なぜ当たらないのか、その理由を、“カオス”という言葉で説明します。また、身の回りにある身近な“カオス”に来て見て触ってみよう。

[数学]2010/08/02 (月) 13:00~14:30  福井敏純(理学部数学科)
「パスカルの三角形で遊ぶ」
2項展開とは、(a+b)2の展開式ですが、その係数にパスカルの3角形が現れます。これはパスカルよりはるか古く13世紀の数学書や江戸時代の数学書である塵劫現われています。パスカルの3角形に親しみ、その中に潜む数学的規則を発見し、その背景などを考えていきます。

[物理]2010/08/03 (火) 10:30~12:00  佐藤 丈(理学部物理学科)
「対称性と2008年ノーベル物理学賞」
平等院鳳凰堂のように左右を入れ替えても同じ図形は左右対称であるといいます。あるいは、正三角形は120度回転してももとの図形とまったく同じです。このようにある操作を行ってももとと同じ形や性質がえられる場合、「その操作に対する対称性がある」といいます。この講義ではこの性質が以下にものの性質を考える上で重要かを理解してもらうことを目指します。そして、「対称性」がキーワードとなった、日本人が独占した2008年のノーベル賞の内容について説明します。

[地学]2010/08/03 (火) 13:00~14:30  岡本和明(教育学部 地学)
「マントルは宝石箱」
低真空SEM,EDS,偏光顕微鏡などを用い、地球内部を構成する物質を観察する。

[化学]2010/08/04 (水) 10:30~12:00  小林 秀彦(工学部 応用化学科)
「燃やす文明」から「燃やさない文明」への転換に不可欠な電気化学

[生物]2010/08/04 (水) 13:00~14:30 
大西 純一、小竹 敬久(理学部分子生物学科)
「甘さとブドウ糖ー食品・飲料に含まれるブドウ糖の定量」
果物が甘いのはなぜでしょう?清涼飲料に含まれる甘味料は?

未来の科学者養成講座「一日大学生」を7月24日に開催しました。

当日は小学校高学年の皆さんを中心に60名ほどの皆さんが参加し、5つのテーマに分かれて、講義・実験を行い、その結果をポスターにまとめてお互いに発表しあいました。
詳しいご報告は準備中です。少しお待ちください。
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櫻井 力(理学部 数学科)
数学(算数) 「ルービックキューブで遊ぼう」
まず、全員がルービックキューブを揃えられるようになることを目指します。その後、興味に応じて、模様の作成やルービックリベンジの解法へと進める。

中村市郎・井上直也
物理 「原子核の世界を学ぶ」
物質を作っている微小粒子である、原子について学びます。「原子構造」、「宇宙の中の原子」を学び、「原子の崩壊」について実験を通して理解していきます。 

坂本 章(理学部基礎化学科)
化学 「光を分けてみよう」
まず、コンパクトディスク(CD)を利用した光を分ける箱(分光器)を作ってもらいます。そして、自分で作った分光器を使って、白熱電球と白色蛍光灯からの白い光を色分けしてみると...違いがあるかな?「分光学」を少しだけ体験してもらいます。

畠山 晋(科学分析支援センター)
生物 「身近なものからDNAを抽出しよう」
DNAはいきものの細胞にとってとても大切な物質です。食べ物(肉、野菜、たまごなどになっている生き物にもDNAが入っていることを確かめるために、身近なものをつかって、DNAを取り出してみます。

岡本和明(教育学部 地学)
地学 「2億5000万年前に起こった地球史上最大の生物大量絶滅」
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9:30-10:00   開校式 埼玉大学学長挨拶 講師・学生アシスタント紹介 概説
10:00-12:00  講義・実験
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:30 ポスター製作
14:00-15:30 発表会
15:30-16:00 閉校式 修了書贈呈 大学院理工学研究科科長・挨拶

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