埼玉大学理学部

出張講義・理工系人材育成

出張講義

 理学部教員による高校等教育機関等での出張授業・実習を行っています。出張授業・実験の例は以下からご参照いただけます。
 出張授業のお申し込み、お問い合わせは埼玉大学入試課にて受け付けています。

数学科

(詳細・最新情報はこちら

物理学科

 物理学科では以下のテーマについてわかりやすい授業を提供します。具体的なテーマ内容についてはご相談ください。
 担当教員の都合によりお応えできな場合もありますのでその節はご容赦ください

講義あるいは
実験の題名
担当者
連絡先
標準的な人数・
対象者/必要設備
内容の概要
講義
素粒子物理学
    〇物質の最も基本的 な構成要素である素粒子とその間に働く力の性質について。
〇素粒子と宇宙の構造・進化について、ミクロ・マクロの両世界にまたがる話題。
〇ほか関連テーマ
講義
宇宙物理学
    〇宇宙からやってくる高エネルギー素粒子(宇宙線)が解き明かす宇宙天体の謎。
〇宇宙の謎の解明に向けた実験的取り組み。
〇ビックバンから素粒子形成、そして現在の宇宙に向けた科学。
〇人工衛星を用いた高エネルギー天体の研究。
など
講義
原子核物理学
    〇加速器実験が解き明かす原子核の謎。
〇原子核構造の基礎、宇宙における物質形成のストーリー。
ほか
講義
物性物理学
    〇極限環境における物性について。 超高圧・極低温での世界。
〇物質の物理的性質を学ぶ。
ほか

基礎化学科

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講義あるいは
実験の題名
担当者
連絡先
標準的な人数・
対象者/必要設備
内容の概要
講義・実験
塗るだけでできる太陽電池
上野 啓司 約20名
中学生以上
プロジェクター
市販の太陽電池は製造の際に高温処理装置や真空蒸着装置が必要ですが,基板に溶液を塗り,乾かすだけで作製可能な太陽電池もあります。この太陽電池の原理の解説と,作製実習を行います。
講義
新しい結合を作る
-現代の有機典型元素化学-
斎藤 雅一 特に制限なし
プロジェクター
有機化合物の骨格を構成する元素を炭素から様々な元素に置き換え、新しい結合を持つ化合物を合成してみると、これまでの有機化合物の世界とは全く違う新しい物質の世界が生まれます。夢のある新物質開拓の世界です。
講義・実験
化学反応は磁場で変わるか?
若狭 雅信 高校生以上
プロジェクター
身の回りにある磁石から,磁場が百倍以上強いパルスマグネットまでを取り上げ,磁場によって化学反応を変化させられるかについて解説する。また,ガウスメータを用いて磁場の強さを実際に体験してもらう。さらに,めずらしい強磁場の世界を映像で紹介する。
講義・実験
色素で作る太陽電池
藤原 隆司 約20名
中学生以上
プロジェクター
次世代の太陽電池として注目されている「色素増感型太陽電池」を花や植物の色素を用いて実際に作成し、その光発電のしくみにふれます。また、発電の原理の解説などもあわせて行います。

分子生物学科

講義あるいは
実験の題名
担当者
連絡先
標準的な人数・
対象者/必要設備
内容の概要
講義
ひょうたんから駒?のオートファジー
是枝 晋 プロジェクター 大隅良典東工大栄誉教授はオートファジーの分子メカニズムを解明し、2016年ノーベル生理学・医学賞を与えられた。本講義ではまず、オートファジーとは何か理解するため分子生物学や細胞生物学の基礎に触れ、さらに、それがどのような生命現象や病気と関わりがあるのか考える。
講義
お砂糖ではない「糖」の話
小竹 敬久 プロジェクター 「糖」はお砂糖(ショ糖)やブドウ糖(グルコース)だけではありません。私たちが食物繊維として毎日食べている植物細胞壁の多糖類について、最新の知見を紹介します。また講義の一環として、ポキポキ折れるイネの突然変異体「カマイラズ(鎌要らず)」を正常なイネと比較してもらいます。植物細胞壁の役割・重要性を一緒に考えましょう。

生体制御学科

(実験課題に関しては、実費等の負担をお願いすることがあります。事前に相談願います。詳細・最新情報はこちら

講義あるいは
実験の題名
担当者
連絡先
標準的な人数・
対象者/必要設備
内容の概要
実験
組織切片を用いた
免疫組織化学
坂田 一郎 20名
高校生
マウスやラットの組織切片の作製と抗原抗体反応を利用した免疫組織化学を行い、結果について考察します。
実験
PCRを用いたアルデヒド脱水素酵素の検討
坂田 一郎 20名
高校生
アルコールパッチテスト、PCRによるDNA増幅、増幅産物の電気泳動を行い、結果について考察します。
講義
ホルモンとは何モン?
ー生命をあやつる不思議な分子ー
小林 哲也 50名
高校生
プロジェクター
オタマジャクシの変態、鳥たちの渡りなどにはいずれもホルモンが関与しています。ヒトにおいても、さまざまな生理現象にホルモンが関わっています。本講義では、ヒトや動物とホルモンとの関係について、身近な例を中心にご紹介をすることで、ホルモンとは何モンかを考えてみたいと思います。
講義
プラスミドを使った大腸菌への遺伝子導入とその遺伝子発現誘導
田中 秀逸
畠山 晋
20名
高校生
大腸菌にプラスミドを導入し、緑色蛍光タンパク質の発現をアラビノースによって誘導します。また、遺伝子発現の基礎について解説します。
講義
脳の性差ができるしくみ
塚原 伸治 50名
高校生
プロジェクター
脳の構造と機能には性差があります。脳の性差形成には、性腺が分泌する性ホルモンが重要です。脳の性差や性差ができる仕組みについて概説します。
講義
遺伝子:発現の仕組みと組換え
田中 秀逸 50名
高校生
プロジェクター
遺伝子とはどんなもので、遺伝子が持つ情報はどのようにして形になるのでしょうか?また、遺伝子を調べることで何がわかるのでしょうか?

理工系人材育成

 大学の持つ研究力・教育力・国際力は大学での活動にとどまらず、それを背景に次世代人材の育成に貢献することは重要なことと考えています。理学部の取り組みは以下の通りです。

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