埼玉大学理学部

国際交流・地域貢献

国際交流

 主に研究上のグローバル連携を目的として学術協定を締結し、理学各分野で活発な活動を行ってきています。またその連携関連の中で交換留学など学生間交流も行ってきています。理学部がかかわる大学間協定校・部局間協定校は2002(平成14)年を皮切りに増加し、現在は以下のように多くの海外大学研究機関と共同研究等を行ってきています。

大学間協定
 カザン連邦大学(ロシア)
 ノヴォシビルスク国立大学(ロシア)
 アルタイ国立大学(ロシア)

部局間協定
 サン・アンドレス大学(理学部 ボリビア)高エネルギー宇宙粒子物理学 
 イエナ・フリードリッヒ・シラー大学(化学・地質学部 ドイツ)化学研究分野
 ロシア科学アカデミー レベデフ物理学研究所(ロシア)高エネルギー素粒子相互作用
 カザフスタン原子核研究所(カザフスタン)原子核物理学
 トリノ大学(理学部 イタリア)高エネルギー宇宙粒子物理学 高エネルギー加速器物理学

 大学院では、「研究室間交流による国際的実践力鍛錬大学院教育プログラム」により、選抜されればパートナーとなる国外の大学の研究室に留学することが可能です。今までにテキサス大学、スタンフォード大学(アメリカ合衆国)、ラインワール大学(ドイツ)、台湾交通大学(台湾)、リール第一大学(フランス)、東北師範大学(中国)等に3ヶ月以上の研究留学をしています。交流のある国外大学の研究室からの教員や学生の受入も盛んで、国際的な協力の下、さらなる研究の展開を行っています。

地域貢献

 研究・教育に加え、理学部の持つ知と技を背景にして、地域貢献活動を行ってきています。理学部教員の研究活動を基にした産業界との連携、高度な専門性を基に、政府・自治体などとの協力の中でいろいろな社会的課題の解決に向けた協力、研究力・教育力・国際力を背景にした次世代理工系人材育成を進めてきています。高校生にむけた埼玉大学高大連携授業(理学部4講座開講)SSH(スーパーサイエンスハイスクール)プログラムへの指導・助言(埼玉県内を中心に5高校との連携)、出張講義(2018年度実績で25件)などによる、理工系進学への意欲つけなど、積極的にそれらにあたって来ています。特に高等学校との連携については、2004(平成16)年から埼玉理数科教育連絡協議会(埼玉大学理学部と埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会、並びに埼玉県高等学校数学教育研究会、埼玉県高等学校理化研究会及び埼玉県高等学校生物研究会)を組織し、理数科教育について協議、連携、緊密化を図る事を目的とした活動を行ってきています。また、2008(平成20)年からは、大学が提供する中・高校生に向けた科学教育として、「科学者の芽育成プログラム」を主催し、月1回の講座を理学部教員ほかの協力を得て実施してきています。現在に至るまで、(独)科学技術振興機構(JST)による事業として「未来の科学者養成講座」、「次世代科学者育成講座」、「グローバルサイエンスキャンパス」、「Jr. Dr支援塾」を運営し、毎年、100名を超える、生徒・児童の皆さんの科学者の芽を育成する事業を展開してきています。

理学部TOPIX

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