博士後期課程の修了認定・学位授与の方針

 博士後期課程においては、所定の教育課程を修め、専攻する専門領域について、研究面で成果を挙げ、求められる能力を獲得し資質を涵養した者に、博士(学術、理学又は工学)の学位を授与する。

博士後期課程の教育課程編成・実施の方針

 博士後期課程においては、博士前期課程との連続性を重視する立場から、適切な教育課程を編成し、「修了認定・学位授与の方針」にかなう質の高い教育を実施する。
 そのため、理工学研究科に理工学専攻を設置し、そこに生命科学コース、物質科学コース、数理電子情報コース、人間支援・生産科学コース、環境科学・社会基盤コース、連携先端研究コースを置く。学生は1年次よりいずれかのコースに所属し、指導教員を定め、研究課題を決めて博士論文を完成させることを目標に研究に励むことになる。学生は、各コース毎に開講される専門科目の授業を受講する。
 博士論文は、複数教員からなる審査委員会で審査しその合否を判定する。また、各科目の評価は教員が学生に示した到達目標を学生がどの程度達成したかで評価する。評価はグレードポイント(GP)で行い、それらの平均値をGPAとして平均成績の評価を行う。