saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■ 研究概要■ 産業界へのアピールポイント■ 実用化例・応用事例・活用例次世代のユーザーインターフェースを研究・開発します画像処理、コンピュータビジョン、拡張現実感(AR)、ユーザーインターフェースキーワード【最近の研究テーマ】●機械学習を用いたリアルタイム三次元指差し認識●裸眼立体視ディスプレイを用いた三次元タッチパネル●三次元テーブルトップユーザーインターフェース●三次元インタラクティブプロジェクションシステム●暗闇での物体追跡と画像合成  http://www.is.ics.saitama-u.ac.jp/小室 孝 准教授大学院理工学研究科 数理電子情報部門 情報領域現在のコンピュータは、表示や操作が二次元平面上に限られています。これを三次元空間に拡張することで、広い操作空間や実体感のある操作を実現します。たとえば、スマートフォンの画面に表示されたキーボードを片手五本の指を用いてタイピングできる「ARタイピングインターフェース」や、モバイルディスプレイがあたかも透明なガラス板のように透けて見え、その中でユーザーが自身の手で仮想物体に触って動かすことができる「シースルーモバイルARシステム」などを開発しています。これらのシステムを実現するためには、カメラで撮影した画像から人の顔や手を認識したりする技術や、視点を変えて映像を提示したりする技術が必要となります。これらの技術を駆使してこれまでにない新しいシステムを作ることが我々の研究の目標です。●民間企業との共同研究の経験が豊富にあります。●拡張現実感を用いた作業支援システムや、インタラクティブシステムの設計のほか、画像処理関連の各種相談も広く受け付けます。●高速画像処理システム●ジェスチャー認識システム●AR による運転支援情報通信技術52

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