saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■ 研究概要■ 産業界へのアピールポイント■ 実用化例・応用事例・活用例ICTにより高度化する新社会基盤におけるシステム技術と要素技術【最近の研究テーマ】●P(歩行者)/SV(低速車)/V(普通車両)の3モード交通社会の研究、ITS情報通信方式の研究、スマートフォンを前提とした位置特定や行動認識の研究、ユビキタスセンサネットワーク環境を前提とした新しい交通信号制御方式の研究、電子店員さん(ユビキタスクラーク)の電子コンシェルジュ的実現などがあるが、近年では研究開発テーマそのものを研究するメタ研究も増加。  http://www.hslab.ees.saitama-u.ac.jp/長谷川 孝明 教授/間邊 哲也 助教 大学院理工学研究科 数理電子情報部門 電気電子システム領域システム創成、プラットフォーム、モビリティ、スマート社会基盤、情報通信、位置特定、センシングキーワード「ライフスタイル・価値観」と「数理物理・科学技術」の本質と原理原則をしっかり捉えて、その両面から社会に定着する可能性の高いシステムを創成する(プラットフォーム論を含む)「システム創成論」を16年間進めてきた。2009年からは、これにQoSC(空間的心地よさの質)の観点を加えて、工学、特にICTで経済を活性化することを狙って研究開発を進めている。●産業界や行政との連携は極めて緊密で、長期に渡って(1988年頃より現在まで)継続的に行ってきている。●当初は情報通信・信号処理、1996年よりICTでモビリティを高度化するITS、2000年頃より、システム創成論、2009年頃よりさらに、QoSCが加わり、そのシステム技術と要素技術だけでなく、複雑な社会における研究開発テーマそのものの整理と策定、すなわちメタ研究でも協働している。QoSCとプラットフォーム論を含むシステム創成論をベースに、ICTで経済活性化を狙う新社会基盤に関する、システム技術・要素技術の研究を進めている。特許では以下の分野。●古くは90年代の逆GPSやPN符号化磁気マーカを含む位置特定システム●各種ナビゲーションシステム●ITS情報通信システム●回遊発生や駐車場に関する各種システム長谷川 孝明 教授間邊 哲也 助教〈長谷川・間邊研究室の戦略研究分野構造〉情報通信技術44

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