saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■ 研究概要■ 産業界へのアピールポイント■ 実用化例・応用事例・活用例化学的活性種を含む高エネルギーの反応環境の発生大気圧放電プラズマ、化学的活性種、高機能高電圧パルスパワー電源、ガス分解・生成、水処理キーワード【最近の研究テーマ】●大気圧プラズマ源のさらなる大容積化●高繰り返しパルス電源を組み合わせた大気圧プラズマ源生成条件の拡大●スーツケースに収まる可搬型パルスパワー電源の開発  http://www.epower.ees.saitama-u.ac.jp/前山 光明 教授大学院理工学研究科 数理電子情報部門 電気電子システム領域放電により電子などの荷電粒子および励起種などの化学的に活性な粒子を豊富に含む環境を生成することができる。そこでは、従来の化学反応では困難な様々な反応を実現することができる。これらは難分解物質の処理や、殺菌・滅菌などへの応用が期待されている。我々のグループでは、従来の低圧力下ではもちろん、大気圧下でも安定にその環境を生成する方法、およびこれを高濃度でまた効率良く発生する方法を開発している。●ガス処理(分解・生成)への適用を見据えた円筒形大気圧プラズマ源●トランスや放電形のスイッチを用いない高信頼高繰返し運転可能は高電圧パルスパワー電源●球雷放電の研究で提案された特殊な電極配置を利用した放電により従来の方法に比べ処理体積、処理時間を格段に拡大できる手法を開発している●円筒形大気圧プラズマ源を利用したオゾン生成、一酸化窒素生成・分解●繰返し周波数1kHz, 出力電圧最大50kV のパルスパワー電源装置●オゾンおよびさらに酸化力の強力なヒドロキシラジカルを大量に生成するプラズマ源を利用し、促進酸化法に適用可能な反応環境の生成〈球雷放電〉〈大気圧プラズマ源〉ものづくり21

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