saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■ 研究概要■ 産業界へのアピールポイント■ 実用化例・応用事例・活用例誰もが安全に行える柔道授業の指導マニュアル【最近の研究テーマ】●次期学習指導要領の改訂に伴う柔道指導法の開発●柔道の安全指導に関する研究の継続野瀬 清喜 教授教育学部 身体文化講座柔道事故・柔道指導・武道教育・学校体育・武道必修化・安全指導キーワード平成24年度中学校体育武道必修化に伴い、柔道事故の問題が頻繁に取り上げられた。全国では6割以上の中学校が柔道授業を行っており、柔道経験の少ない指導者が授業を行っている現状にある。そのため、全ての学校が安全な柔道授業の展開ができるようにすることが本研究の目的である。全国の公立学校に配布された資料には、例示で多くの写真や映像を使用し、危険な動作等の柔道事故が起こりやすい投げ技について解説している。また、伝統文化としての武道教育を取り上げ、伝統的な行動の仕方の検証を継続的に行い、研究している。柔道授業を行う指導者、柔道授業を受ける生徒の両方が安全に取り組めるよう、安全指導の方法に関する研究を継続的に実施している。これらの研究は文部科学省からの委託事業として行われている。●武道必修化に向けた柔道指導法の開発と安全指導。●伝統文化としての武道教育のありかた●映像を用いた柔道技能指導の解説●全国全ての公立中学校・高等学校で映像資料が配布されている。●柔道指導の手引(三訂版)「学校体育実技指導資料集第2集」(pp.90-152/pp.154-162,2013)●「柔道指導のための映像参考資料」DVD第1巻~第3巻(3巻,2014)以上文部科学省●「中学校保健体育・体育編武道5(柔道の安全な学習Ⅰ)DVD」(2巻,2013)東京書籍●「中学校保健体育・体育編武道6(柔道の安全な学習Ⅱ)DVD」(2巻,2013)東京書籍社会基盤16

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