saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■ 研究概要■ 産業界へのアピールポイント■ 実用化例・応用事例・活用例授業設計理論にもとづく教育そして生活の向上を目指す活動支援システムの開発【最近の研究テーマ】●発達障害児を対象としたロボットケアプログラム開発(カリキュラム、教材開発、指導者研修開発)●発達障害児を対象とした保育支援ロボットの開発(3Dプリンタを用いたロボット開発、説明モデル型人工知能を用いた対話機能開発、IoTサービスの構築)  http://www.nomura-lab.org/ http://www.stem-edulab.org/野村 泰朗 准教授教育学部 心理・教育実践学講座学習支援システム、授業設計訓練システム、コミュニケーション支援ロボット、ロボット教育、STEM教育、特別支援教育キーワードロボット(コンピュータ)をプログラムすることと、人間が新しく何かを学ぶことには、どれほどの違いがあるのかということに興味を持ち、先生ができるロボット(機械)を開発することを通して、人はどのようにして新しい知識や技能を学んでいるのか、その原理に迫る研究を続けています。でも、決して先生をロボットで置き換えようというつもりではなく、本当に人でなければできないことが何なのかを明らかにしたいのです。そのために、授業設計理論をもとに先生になるための訓練システムの開発を続けています。このシステムでは、先生の立場で作成した指導案にもとづいて授業のシミュレーションや最近ではロボットの対話の生成などができるようになり、それを用いてオンラインで問題解決力を高める学習ができるゲーミング教材の開発や、ロボットを利用した授業支援など、ロボットや人工知能を、よりよい教育や生活の実現に利用する研究を進めています。●教育理論や人間の特性に根ざした教育的要素を含むシステム開発●統計モデルにだけ頼るのではなく説明モデルにもとづく人工知能技術の実用化●技術的要素だけでなく明確な教育的意義を備えた教育用教材開発●3Dプリンタを用いたプロトタイピング手法による開発●ロボットや組み込みシステムをネットワークするIoTサービスの構築●教育用ロボット教材の開発●ゲーミングシミュレーション教材の開発●コミュニケーション支援ロボットの開発●学習塾などでの指導者研修プログラムの開発●特にITエンジニア向けの企業内研修プログラムの開発社会基盤14

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