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「いけばな」と日本の心を学ぶ-古流かたばみ会家元一級教授 角田理友 氏をお迎えした講義を開催

2022/10/19

講義後の記念撮影

日本人学生・留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている「Introduction to Japanese Culture」。この科目は、日本文化や芸術に造詣の深い方々を講師に迎え、第一線で活躍する方々から直接お話しを伺うことができるだけでなく、体験や議論を通じて理解を更に深めることができることから、将来グローバルに活躍したいと願う学生や多くの留学生が受講しています。

10月13日(木)のテーマは、古流かたばみ会家元一級教授 角田理友氏を講師にお迎えした「いけばな」。「お花を渡したり、用意するのはどんなときでしょう。お花はお祝いのときや、誰かをもてなす際にホストが心を込めて用意するものなので、もしよそのお宅にお邪魔したとき、玄関にお花が飾られていたら、そのもてなしの心を感じてくださいね」とのお話から今回の講義が始まりました。

花で「形」を作るフラワーアレンジメントとは違い、「空間」を作るのがいけばなであると学んだ学生たちは、自宅から持参した花々を花器にいけ、試行錯誤しながら一人ひとり作品作りに取り組みました。

いけばなとともに、生花鋏をテーブルに置く際はタオルなどを敷くことで、机を傷つけないよう、また音を立てないようにするといった「隅々まで心を配る和の心」を学んだ学生達。この心は、今後日本文化を学ぶ上で多いに役立つことでしょう。

古流かたばみ会家元一級教授 角田理友氏

真剣な眼差しで花をいける学生たち

作品を前に記念撮影

完成間近でしょうか

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