埼玉大学

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花をいけるとは? 古流かたばみ会家元一級教授 角田理友氏をお迎えした講義を開講

2021/10/15

完成した作品と一緒に

日本人学生・留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている教養学部の専門科目「Introduction to  Japanese Culture」。ホームページでは、講義の様子を毎週お伝えしています。

10月14日(木)のテーマは、古流かたばみ会家元一級教授 角田理友氏を講師にお迎えした「いけばな」。「お花を渡したり、用意するのはどんなときでしょう。お花はお祝いのときや、誰かをもてなす際にホストが心を込めて用意するものなので、もしよそのお宅にお邪魔したとき、玄関にお花が飾られていたら、そのもてなしの心を感じてくださいね」とのお話から今回の講義が始まりました。

生け花の歴史を学んだ後、例えば生花鋏をテーブルに置く際はタオルなどを敷いて、机を傷つけないよう、また音を立てないようにするといった「隅々まで心を配るいけばなの和の心」を学んだ学生たちは、講義後半、自宅から持参した花々を花器にいけ、試行錯誤しながら一人ひとり作品作りに取り組みました。また、オンラインで受講している留学生も、自身で準備したネコヤナギや菊といった花をいけ、素晴らしい作品を完成させました。

次回は茶道の講義の模様をお届けします!

古流かたばみ会家元一級教授 角田理友氏

真剣な眼差しで花をいける学生たち

試行錯誤を重ねます

自宅で菊をいけた留学生

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