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6月18日より実験・実習・実技に関する科目がスタート-理学部専門科目「分子生物科学実験Ⅰ」を取材-

2020/7/3

1.最近のキャンパスの様子

 政府による緊急事態宣言及び各都道府県知事による緊急事態措置の解除以降、全国の小・中・高校には児童・生徒が戻ってきましたが、本学キャンパスには数えるほどの学生しか見かけることができません。

 本学は、5学部と大学院3研究科で構成され、在学生数約8,500名、役員・教職員数約700名(非常勤講師等を除く)が一つのキャンパス内で教育、研究活動を行っています。このような環境の中では、「3つの密」を避けながらの教育活動は困難であり、感染(場合によっては集団感染)する可能性を否定できないため、継続してオンラインによる遠隔授業を行っています。但し、遠隔授業に馴染みづらい「実験・実習・実技に関する科目」については、感染防止策を講じながら、6月18日より(第2タームより)対面での授業をスタートさせています。

2.実験・実習・実技に関する科目

 今回、理学部専門科目「分子生物科学実験Ⅰ」の様子を取材しました。

 この科目は、毎週2回、月曜日と火曜日の午後13:00~17:50に授業が行われ、対面実習の場合には少人数グループで行い、40名程度のクラスを2つに分けて実習を行っています。日数の不足を補うための工夫としては、対面実習に加えて、より深い理解を助けるために、教員とTAとで撮影した動画などのオンライン教材を用意しながら実習のカリキュラムを組み立てていました。

 実験室に行く途中、3階廊下には十分なアルコール消毒液の用意や換気による空気の流れがあり、実験室入口のドアを常に開けたままにすることで、入退室の際、ドアノブに触れないよう配慮されていました。
 また、大学側で非接触型体温計が2台用意され、授業開始前に全員が検温することを義務づけ、教員は実習開始時の出欠とともに誰がどこに着席したか記録し、学生は全員マスクやフェイスシールドを着用していました。

 分子生物学科では、対面での実習科目を開講するにあたり、十分な感染防止策がなされ、学生におかれても意識が高く、確実に「感染しない、させない」ための行動が実行されていた印象を受けました。

フェイスシールドを着用する学生

実験室入り口付近に置かれた非接触型体温計

3.受講する学生へのインタビュー(理学部分子生物学科3年次生)

Q 最近、学校にはどのくらい来ていますか?
A 第2タームから週に2日、この実習の授業のみ受けに来ています。
Q 入構禁止期間中、教務関係や奨学金、教科書購入などの手続きで困ったことはありましたか?
A 学科から必要な連絡が来て、郵送のやりとりもあり、特に困ったことはなかったです。教科書は生協の宅配サービスを利用し手に入れることができました。
Q 今までオンライン授業を受けて、良かったことはありましたか?
A 通学に要する時間が無くなったことで遠方から通学する者にとっては良かったです。
Q 今までオンライン授業を受けて、困ったことはありましたか?
A たまに通信障害が起こりましたが、ストレスに感じることはなかったです。

今回、授業の見学やインタビューを通して、学生は現状を理解し受け入れ、前向きに学業に向かい合っている印象を受けました。
本学キャンパスにも多くの学生が集い、通常の教育・研究活動が行われ、明るいキャンパスに戻る日を切に望みます。