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人工知能との付き合い方~埼玉大学連続市民講座part9「現代社会を生きる」第4回を開催しました~

2018/10/31

埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part9「現代社会を生きる」の第4回を10月27日(土)に開催しました。

今回は、大学院理工学研究科の大久保潤准教授を講師に「データ社会と人工知能に向き合う」と題した講演が行われました。

講演では、人工知能とは「人間に代わって仕事をしてくれる」という万能なものではなく、多くの「データ」から適切な「ルール」を探し出す「機械学習」をするものであるとの話がありました。具体的な例として手書きの数字を区別するケースを挙げ、大量の手書きの画像データと正解の数字から、言語化しづらいルールを発見することにより、判別しているとの説明がありました。人間が作業するには難しい大量のデータの判別も、人工知能は比較的簡単に判別することができるが、その結果はなぜそれ至ったかわからないことも多く、間違えた答えを出す可能性もあると言及されました。精度を上げるためには大量の情報が必要であるが、情報の扱い方は社会学等別の知見による問題点も生じるため難しい問題であることに触れ、社会に浸透しつつある人工知能(機械学習)が出した「答え」を何も考えずに受け入れるのではなく、人工知能とどう付き合うべきかを考えるためにも基礎知識を身につけることは重要であると結論づけました。

当日は、約280名が受講し、講演後の質疑応答にも熱を帯びておりました。講演後にご協力いただいたアンケートでは、「難しい話を身近なたとえでわかりやすく話してもらって、大変興味を持った」などの感想が寄せられました。

次回(第5回)は、12月1日(土)に大学院理工学研究科の勝田哲助教による「壮絶な星の最期『超新星爆発』とその残骸」と題した講演を行います。
どなたでも受講でき、事前の申込みも不要ですので、お気軽にご参加ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

会場の様子

講演をする大久保准教授

参考URL

埼玉大学連続市民講座 part 9 「現代社会を生きる」このリンクは別ウィンドウで開きます

大久保 潤 (オオクボ ジュン)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます