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性の多様性を人権教育の視点から考える ~埼玉大学連続市民講座part9「現代社会を生きる」第2回を開催しました~

2018/9/6


講演する基盤教育研究センター
渡辺大輔 准教授

埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part9「現代社会を生きる」の第2回を9月1日(土)に開催し、基盤教育研究センターの渡辺 大輔准教授を講師に、「『性の多様性』と社会のあり方-人権教育の視点から考える-」と題した講演を行いました。

講演ではまず、文章の並び換えクイズを通して、私たちの思考プロセスの中に存在する「ジェンダー・バイアス(性別役割などに関する思い込み)や異性愛(中心)主義(ヘテロセクシズム、ヘテロノーマティブ)」を認識することから始まり、これらが社会、文化、学校、家庭、個人といった社会に深く浸透していることを説明しました。続いて性の多様性に言及し、性は身体の性別、心の性別、性志向といった要素の組み合わせであり、非常に複雑に枝分かれしたものであること。複雑ではあるが、セクシュアリティはあくまでその人の単なる一要素であることを説明するとともに、セクシュアルマイノリティが思春期に感じる危機や、いじめの実態とその対応、同性パートナーシップ制度の実現に向けた取り組みなどを紹介しました。性の多様性を人権教育の視点から考察した講義に、参加者は熱心に聞き入っていました。

当日は約240名の方々にお越しいただき、講演後のアンケートには、「『セクシュアリティはその人の単なる一要素であり、大切な一要素』という言葉が心に残りました」などの感想が寄せられました。

次回(第3回)は、9月22日(土)に大学院人文社会科学研究科 新井高子 准教授を講師に「東北のことば、声のふしぎ-啄木短歌を大船渡の土地言葉に訳す試みから-」と題した講義を行います。皆様のお越しをお待ちしております。

講義に先立ち挨拶する山口宏樹学長

会場の様子

参考URL

渡辺 大輔(ワタナベ ダイスケ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

埼玉大学連続市民講座 part 9 「現代社会を生きる」このリンクは別ウィンドウで開きます