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学生が埼京線沿線の新しい地域コミュニティづくりを提案 埼玉大学✕JR東日本「課題解決型インターンシップ」最終講義

2018/2/16

2月6日(火)、本学と東日本旅客鉄道大宮支社(JR東日本大宮支社)が連携し、昨年9月から行っている「課題解決型インターンシッププログラム」(基盤科目全15回)の最終講義が、JR東日本大宮支社において開催され、学生たちが埼京線沿線の新しい地域コミュニティづくりを提案しました。

このプログラムでは、①子育てにやさしいまちづくり②多世代コミュニティの拠点づくり③まちの遊休スペースの活用事業をテーマに、フィールドワークや外部講師による講義、グループディスカッションを通じて、埼京線沿線・南与野駅~与野本町駅間のまちづくりの在り方について理解を深めて、独自の提案をまとめて発表するものです。

埼玉大学とJR大宮支社は、2015年8月に埼玉大学周辺地域の魅力づくりや埼京線沿線の活性化、次世代の地域づくりを担う人材育成などに向けた連携協定を締結しており、このプログラムはその取組の1つです。

発表に先立ち、中村知久支社長は「私どもJR社員が気付かないご意見をいただき活発な議論の場になることを期待したい、この講義を通じて学生の皆さんには将来自分が住む地域を知って良く理解し、その地域を活性化する取組に携わり貢献していただきたい」と述べ、山口宏樹学長は「学生にこの講義での課題解決とは何であるか?と問いかけ、課題を見出し掘り下げ解決する方策を立てるためには、そのプロセスの中で様々な方と協働することにより幅広い視野を得ること、加えて自分の知識の専門性を用いてその課題の広さとともに深さを認識できればうれしく思う」と述べ、発表にあたりエールを送りました。

発表会では、学部1年生と3年生の11人が3班に分かれ提案しました。その後の質疑応答では「収支や人件費の見込みが甘いのではないか。実現性が乏しいのではないか」「イベントの継続性の考えはあるのか。一過性にならないようにするにはどうすればよいか」などの質問が出て活発な意見交換を行いました。

挨拶する中村支社長

挨拶する山口学長


グループ名
チームF「植物工場を起点とした地域活性化プラン」

提案内容
埼京線高架下での野菜や花を生産してブランド化を創出しイメージアップによる愛着度向上を図る。

教養学部3年清永さんのコメント
この講義を通して、実際に事業として成立させる難しさを感じました。当初「まちをつくる」ことについて、理想を求め発案ばかりが先行しましたが、実際にマーケティングやフィールドワークをすればするほど制限が多いことに気づき、その中で何が学生にできるかをグループ内で話し合いを進め、提案をまとめて皆様の前で発表できたことは私達にとって大きな収穫でありました。この貴重な経験を活かして、今後社会人として第一線で活躍したいと強く思っております。



グループ名
埼京線とさいたまをつなごうの会「多文化スポーツ交流イベント」

提案内容
南与野駅前広場・公園を利用し各種イベントを発信して愛着度向上を図る。

教養学部3年飛田野さんのコメント
地域のことやまちづくりについて学びながら、課題解決のための企画を練り、企画の発表までを経験できる実践的な授業でした。自分たちで実際に企画を考えてみることで、課題設定やデータ分析などの重要性や企画実現に至るまでの難しさを感じました。半年をかけて多くのことを学ぶことができ、とても貴重な体験になりました。


グループ名
埼京に最強な彩郷を「まちの駅 みなのま」

提案内容
学生サークルなどや地域専門家による地域住民向けのイベントやセミナーを開催して交流を図ることにより愛着度向上を図る。

教養学部3年今泉さんのコメント
普段の講義を受ける授業とは異なり、南与野駅の活性化のために、自分たちで課題を考え、様々な案を出し合い、検討を重ね、課題の解決に向けたプランを考えるという経験を積むことができました。社会人の方々がまちづくりの仕事をする際に、どのようなプロセスを経てどのようなことに留意して仕事をしているのか、その一端を知ることができ、今後社会人として働く際に役に立つ経験をすることができました。


最後に講評として、プログラムの中で講師を務めたJR東日本大宮支社下大薗浩総務部長は「この講義のテーマに沿ってあらたな発想でご提案いただいたことはJRとして感謝申し上げたい。学生の皆さんには外部の講師の方と協働する中で社会人がどのようなことを気にするのかの視点を一端でもご経験いただいたのなら非常にありがたい。また、このような課題に対してアイデアを発想するだけでなく実現する力が社会人として重要である。」と述べ、担当教員の石阪督規教授は「課題に対して真摯に取組、解決の方策を自分なりに発表したことは評価したいし講義の開始時に比べて成長したと思う。埼大生は総体的に真面目に物事に取組む姿勢はすばらしいが、その反面、このような課題をアクティブに解決する能力は足らないと感じる。この講義の中で外部講師の方々からいただいたアドバイスや考え方を将来のステージに活かしてほしい。」と述べました。

講評する下大薗総務部長

講評する石阪教授

【参考リンク】

JR大宮駅と埼京線各駅等にて大学PRポスター(第7弾)を掲示しています|ニュースこのリンクは別ウィンドウで開きます