埼玉大学

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報道各社と「埼玉学術懇話会」を開催 大学の戦略や特色ある研究を発表

2018/3/20

3月15日、本学は埼玉県政記者クラブに加盟している報道各社支局長と「埼玉学術懇話会」を開催しました。この会合は平成18年度より毎年開催されているもので、大学を巡る昨今の動向や研究成果などを紹介するとともに、情報交換を行うことにより、互いの信頼関係をさらに深め、報道各社のご理解・ご協力の下、円滑な大学運営に資することを目的としており、当日は報道関係12社の支局長と記者を含む総勢40名を超える関係者が参加しました。

第一部では、山口宏樹学長が本学の現状とこれからについて説明。本学の三つの戦略として、①地域活性を目指した融合科学研究・開発の推進と人材育成②地域ニーズに即した人材育成と教員養成③強みを有する分野の国際教育研究拠点化を提示し、それぞれの実績と構想について話しました。

さらに、2015年ノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章さん、2016年文化功労者に顕彰された小松和彦さん、2017年に日本芸術院会員に選出された根岸右司さんといった、最近の同窓生の活躍にも触れ、これからも多様な人々、多様な研究分野の連携を模索しながら、多様性と融合の具現化を図っていくと述べました。

その後、5名の教員たちが、それぞれの研究活動についてプレゼンテーションを行いました。

第二部の情報交換会では、読売新聞東京本社さいたま支局の吉山一輝支局長からご挨拶をいただいた後、大学の今後の動向や、研究活動に対する質問、これからの展開に期待を寄せる声など、報道関係者との意見交換を行いました。

山口学長による挨拶及び発表
「埼玉大学の今とこれから」

発表を聞く報道関係者

人文社会科学研究科 内田奈芳美 准教授
テーマ「都市のジェントリフィケーション」

研究機構 研究企画推進室 津田佐知子助教
テーマ「小脳の形と機能のなりたち-ゼブラフィッシュを用いた光学的アプローチ-」

理工学研究科 荒木稚子准教授
テーマ「次世代を支える電池用セラミックスの機械的信頼性」

理工学研究科 田代信教授
テーマ「X線天文衛星『ひとみ』の成果から”ペルセウス座銀河団の観測”」

理工学研究科 小林貴訓准教授
テーマ「高齢化社会に向けた生活支援ロボットシステム」

挨拶をする読売新聞東京本社さいたま支局の吉山支局長

【参考リンク】

埼玉大学ACTION PLAN 2016-2021このリンクは別ウィンドウで開きます

内田 奈芳美(ウチダナオミ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

津田 佐知子(ツダ サチコ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

荒木 稚子(アラキ ワカコ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

田代 信(タシロ マコト)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

小林 貴訓(コバヤシ ヨシノリ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

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