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モンゴルの教育関係者18人にJICA研修を実施 カリキュラム・マネジメント・サイクルの実現と普及目指す

2017/12/15

国際協力機構(JICA)の研修で、今年10月30日から4週間に渡り来日していたモンゴル国の数学・理科教育関係者18人が、埼玉大学や近隣の小・中学校を訪れ、カリキュラム・マネジメントに関する講義を受講するほか、授業参観や研究協議などを行いました。

研修は、JICAの研修員受入事業であるモンゴル国別研修「カリキュラム・マネジメント・サイクル運営強化研修」の一環として実施。本研修は、児童中心型教育支援プロジェクトと連動した事業の1つで、昨年度のモンゴル国別研修「新カリキュラム実施・評価・改善に係る能力強化」に続き、2年目になります。研修に先立ち、今年9月末に、教育学部自然科学講座の岡本和明教授(担当:理科評価手法指導)と松嵜昭雄准教授(担当:算数評価手法指導)が、JICA短期専門家として技術協力を行いました。

山口学長表敬

川辺小学校校長による学校経営に関する講義

附属中学校における理科授業参観

蕨市立第一中学校における研究協議会参加の様子

訪れたのは、国立教育研究所2名、国立教員研修センター5名、国立教育評価センター1名、現職教員10名。研修期間中は、本学での講義・演習のほか、11月9日には春日部市立川辺小学校でカリキュラム・マネジメントに係る学校経営等の講義や算数・理科の授業参観及び研究協議を、11月15日には埼玉大学教育学部附属中学校で数学・理科の授業参観と研究協議、学長表敬を、11月16日には蕨市立第一中学校で蕨市教育研究会算数・数学部会の協力のもと授業研究参観などを行いました。

本研修では、各研修員の所属機関におけるカリキュラム・マネジメント・サイクルの実現と普及を目指して、「学校グランドデザイン」のほか、算数・数学と理科の「系統表」「年間指導計画」「単元計画」を成果品として作成しました。

2018年1月下旬には、岡本教授、松嵜准教授、そして、研修講師を担当した教育学部生活創造講座の上野茂昭准教授が、モンゴル国・ウランバートルへ渡航し、研修員の活動を支援するフォローアップを行います。

【参考リンク】

JICA国別研修について|JICAウェブサイトこのリンクは別ウィンドウで開きます

岡本 和明(オカモト カズアキ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

松嵜 昭雄(マツザキ アキオ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

上野 茂昭(ウエノ  シゲアキ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

2016年度モンゴル国別研修「新カリキュラム実施・評価・改善に係る能力強化」を実施しました|ニュースこのリンクは別ウィンドウで開きます

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