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学生が米国シアトルで埼玉県や日本の魅力をPR!!-外務省派遣事業「KAKEHASHI Project」―

2017/3/31

Bellevue College前にて

埼玉大学は、海外の人々に日本への理解を深めてもらうことを目的とした外務省の派遣事業「対日理解促進交流プログラム(KAKEHASHI Project)」に採択され、学生18名が2017年2月8日から8日間、ワシントン州シアトルに派遣されました。参加学生は小中高校、大学などの生徒らと交流し、埼玉県や日本の魅力をPRしました。 

参加学生は書類審査及び面接により、教養学部、 経済学部、理学部、工学部、大学院理工学研究科から計18名が選抜され、ほとんどは留学経験がなく、中には初めて渡航する学生もいました。学生は2組のプレゼンテーション班と広報班に分かれ、日本や県内のことについて何をどう伝えるか、出発までの約3ヶ月間話し合いと重ねてきました。プレゼンテーション班は、日本各地から来た学生の特色を生かした「地理班」と埼玉県を舞台に日本文化の魅力を伝える「Amazing班」に分かれ、広報班はFacebook、Instagram、ブログなどのSNSを利用して出発前から日本の伝統工芸や観光スポットなどを紹介していきました。

引率教員(人文社会学研究科 野村奈央准教授)による活動報告

シアトルでは、領事館・学校・老人ホームの訪問、ゲイツ財団(Microsoft創設者であるゲイツ夫妻が運営する慈善基金団体)、Japanese Cultural Community Center of Washington(日本文化に関するコミュニティセンター)、博物館での視察、シアトルにおける日系史に関する講義に参加しました。 

最初の訪問先Broadview Thomson Schoolで発表する学生ら

Broadview Thomson Schoolの図書館にて

最初の訪問先であるBroadview Thomson Schoolでは、日本語を学んでいる7年生と8年生に向けて、プレゼンテーションを披露しました。参加型のクイズを取り入れ、生徒の反応も良く、交流を深めることができました。学校内には「We are all immigrants. All Welcome.(私たちはみな移民です。すべての人を歓迎します。)」というサインや様々な国を出身とする生徒の紹介があり、埼大生は、多様性を積極的に受け入れるシアトル地区の風土に大いに刺激を受けたようです。 

2つ目の訪問先Bellevue College(2年制大学)では、前回の発表での反省点を踏まえて、日本で準備してきたプレゼンテーションを改善し、より良い発表をすることができました。日本語を学んでいる現地の学生と積極的に交流し、草の根レベルでの文化交流の重要性を感じることができたのではないかと思います。

和服姿で日本の文化を伝える学生ら

ゲイツ財団にて

視察先の中でも、学生に最も大きな影響を与えたのは、ゲイツ財団でした。ゲイツ財団は、公共衛生や女性の地位向上などの世界的な問題を解決するために、アメリカ国内のみならず、世界各地の研究機関などに助成金を提供している慈善基金団体です。財団の活動を学んだことは、多くの参加学生にとって将来どのように社会貢献できるかを考えるきっかけとなりました。

現地滞在は1週間という大変短いプログラムでしたが、引率教員として一番の驚きは、期待以上の学習効果を実感できたことでした。事前学習を通して、学生の自主性、探究心、リーダーシップ力が涵養されたこと、現地では、多様な文化的背景や年代の人々と交流を通してコミュニケーション力が上達したこと、さらに博物館や文化センターでの現地視察を通して、アメリカ社会に対する理解や関心が深まったことは、本プログラムに参加したすべての学生に大きな影響を与えたことと思います。帰国後も、参加学生と共に本プログラムで学んだことを多くの学生や教員と共有することで、本学における国際化の発展の一端を担っていきたいと考えています。


【参考URL】

今回の活動の様子を写真や動画でフェイスブックなどで公開しています(KAKEHASHI Project活動報告ページ)