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本学卒業生 梶田隆章先生 ノーベル物理学賞受賞記念講演会・植樹式を開催しました※当日の映像有り

2016/04/25

4月22日(金)、素粒子ニュートリノの研究で2015年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章先生(1981年 理学部物理学科 卒業)の受賞記念講演会を、在学生向けに行いました。当日は、本学卒業生である夫人の美智子さんも出席され、会場に集まった約500名の学生たちから大きな拍手で迎えられました。

「ニュートリノの小さい質量」と題した講演では、本学で当時在籍していた弓道部の主将を辞退して大学院に進学し、物理学を研究することを決断した頃の話から、東京大学大学院で後にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生に師事し、その後研究者となり、カミオカンデさらにはスーパーカミオカンデの設置に腐心された話を繰り広げられました。講演の中で梶田先生は、「信じられないくらい良い先生や仲間に恵まれ、研究者になることを決めた」「いつ人生を決める大切な出会いがあるのかわからないので、広く目と心を開いて、大切なものに出会ったときの準備をしておくことが大事」と後輩たちへエールを送りました。

その後、聴講していた学生から「新しいことを見つけるために普段から心掛けていることは何か」との質問に対し、「隣に新しい発見の芽があることを見落としてしまわぬよう、自分の研究だけでなく、きちんと回りを見る広い目を持つことが大事である」等、後輩たちからの質問に丁寧に答えていただきました。

講演会の最後では、梶田先生ご夫妻に対し学生から花束が贈られ、続いて山口宏樹学長よりフェローの称号が記された金の名刺が梶田先生に贈呈されました。

講演する梶田先生

満員の会場

学生の質問に答える梶田先生

挨拶する梶田夫人

花束贈呈の学生と記念撮影する梶田ご夫妻

記念品贈呈後、握手する梶田先生と山口学長

講演会後は、理学部講義実験棟前で記念植樹式が行われ、東京大学附属小石川植物園より譲り受けた「ニュートンのリンゴの木(※)」を植樹しました。梶田先生からは「埼玉大学から、少しでも多くの学生が科学や学問の道に進むことを期待します」と挨拶があり、未来ある学生たちへのメッセージが送られました。

※「ニュートンのリンゴの木」
リンゴが木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したイギリスの物理学者 アイザック・ニュートンの生家にあったリンゴの木は、接ぎ木によって1964年、東京大学附属小石川植物園に分譲されました。このリンゴの木は、「科学の心を育てる記念樹」として親しまれており、今回、梶田先生のノーベル物理学賞受賞の記念樹として、小石川植物園より譲り受けたものです。

植樹する様子

植樹後の記念撮影

画像をクリックすると講演会の動画を再生します