埼玉大学

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埼玉県課題解決型インターンシップ事業成果報告会を開催しました

2017/03/16

3月10日(金)、「埼玉県課題解決型インターンシップ事業」の成果報告会を開催しました。

このインターンシップ事業は、本学が平成28年度より埼玉県から受託し、県内企業が抱える業務運営上の課題を解決するため、学生が長期(3か月~6か月程度)にわたる一部有償での就業体験を行うとともに、県内企業に対する理解を深めることも目的として実施し、報告会には、実習に参加した学生のほか受入企業や学生指導教員、県内大学、埼玉県、埼玉県経営者協会など約60名が参加しました。

挨拶する立川埼玉県産業労働部長

挨拶する山口学長


冒頭、山口宏樹学長は「埼玉大学は研究力や人材育成力の強化に向け、地域に根ざした大学として様々な取り組みをしており、このインターンシップも、地域連携の一環として今後はキャリア教育として位置づけていきたいと考えております。」と挨拶。また、立川吉朗埼玉県産業労働部長からは「埼玉県は強い経済をつくるため、“稼ぐ力の強化”を実行するためのプロジェクトを実施しています。大学で学びながら企業で課題に取り組むこのインターンシップは、まさに稼ぐ力の強化につながり、産学官連携によるモデル事業としても大変意義があります。」と評価されました。

学生による発表
上里カンターレに来店する外国人観光客向けの指さし案内文を考案

学生による発表
カフェの新メニューを広く知らせる看板を作成

発表した学生たち

会場の様子

コメントする指導担当教員

コメントする受入企業様

初年度となる平成28年度は、県内6社の受入企業で学部1年生から大学院修士1年生までの8名の学生が実習に参加し、それぞれの実習体験を発表しました。発表後には、受入先企業の方々から感想や課題のコメントを頂き、指導担当教員からも感想や学生に対する激励の言葉が送られました。

総評する上條埼玉県経営者協会会長

最後に、上條正仁埼玉県経営者協会会長から学生一人一人に向けての感想を頂くとともに「インターンシップ参加により、社会人として将来活躍する上で、自ら考え行動する重要性は十分に理解できたと思います。経営者協会も学生さん達に何らかのアドバイスを実施する機会を考え、企業にとってもプラスとなるこの事業の今後の発展、展開に大いに期待しています。」と総評が述べられました。

このインターンシップ事業は、今後、受入企業を拡大・拡充し実施していきます。

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