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埼玉大学連続市民講座part7「埼玉の”いま”を知り、未来を考える」第5回を開催しました

2016/12/08

埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part7「埼玉の“いま”を知り、未来を考える」の第5回を11月19日(土)に開催しました。

今回は大学院人文社会科学研究科の宮﨑雅人准教授を講師に「社会資本の老朽化と維持管理」と題した講演が行われ、170人の受講生が社会資本の老朽化の問題と高齢化の問題、さらにはその対応策について、熱心に耳を傾けていました。

講演では、総務省が各地方自治体に要請した「公共施設等総合管理計画」から見えてきた、埼玉県内の学校や公営住宅の老朽化の現状について紹介され、埼玉県による県所有施設の長期的な維持管理・更新費用の分析から、学校だけでなく、公営住宅の老朽化対策が課題であること、また、2025年までに75歳以上の後期高齢者が175万人増えるといった、急速に進む高齢化問題への対応が課題であることが紹介されました。

宮﨑准教授は、これらの課題は同時に対応していく必要があると述べ、埼玉県と本学との共同意識調査で得られた「7割の高齢者は今の場所に住み続けたい」という回答から、現在の居住地に住み続けられるよう条件を整備すること、老朽化した公営住宅の建て替えは地域を巻き込みながら行っていくことが重要であるとの見解を示しました。

受講者の方からは、地方の道路補修は業者ではなく住民が行っており、インフラ維持にかける予算を子育てに回している取り組みの紹介や、「老朽化・高齢者の問題解決には、行政側の意識改革の必要がある。」といった活発な意見がありました。

講演する宮﨑准教授

会場の様子

最終回である次回は、12月17日(土)、大学院人文社会科学研究科の中川 聡史教授による「人口から見た埼玉の過去・現在・未来」と題した講演を行います。

どなたでも受講でき、事前の申込みも不要ですので、お気軽にご参加ください。
なお、当日は手話通訳も行われます。皆さまのお越しをお待ちしております。

詳細はこちらをご覧ください(連続市民講座開催案内のページ)

【参考URL】
>>宮﨑 雅人(ミヤザキ マサト) |研究者総覧