自治医科大学＆埼玉大学 医・理工連携５周年記念シンポジウムが開催されました

2016/3/3

2月29日（月）、自治医科大学 地域医療情報研修センター大会議室において、自治医科大学と埼玉大学合同の「医・理工連携５周年記念シンポジウム」が、約140名の参加をもって開催しました。本シンポジウムは、両大学が平成23年3月に学術交流に関する協定を締結してから今年で5周年を迎えることを記念して開催されたものです。

はじめに山口 宏樹 埼玉大学長から埼玉大学の現状について説明があり、続いて、永井 良三 自治医科大学長から「日本の医工連携の課題～埼玉大学と自治医科大学の連携への期待～」と題した特別講演がありました。

シンポジウムは、2部から構成され第1部は自治医科大学から5名、第2部は埼玉大学から6名のシンポジストが、それぞれ研究ニーズやシーズの紹介を行いました。シンポジストによる研究紹介に対し、会場にいる教員、研究者及び大学院生等から活発な意見交換がされました。

なお、栃木県産業労働観光部や栃木県内の企業からも多くの方がシンポジウムに参加しており、産学連携の相談等を受け付けるブースが設置されるなど、今後の研究ニーズのマッチングにも大きな役割を果たすことが期待されました。

また、シンポジウム開催前、希望者を対象に自治医科大学の最先端医療設備や実験施設などの見学ツアーが行われ、見学者からもさまざまな質問が出されました。