埼玉大学

2014年度ニュース一覧

【埼大生による訪問レポート】卒業生訪問/AGS株式会社

2014/12/05

埼玉大学では、自分の夢にチャレンジする元気な学生を育てることや、卒業生と大学とのリレーションをより緊密にして行くことを目的として、「埼大生による経営者インタビュー」や「埼大生による先輩訪問」など、埼大生による企業訪問の取組みを行っています。
学生が、各界でご活躍されている経営者や卒業生を訪問してインタビューを行い、感想や他の学生に伝えたいことなど、学生がレポートを作成して発表していきます。

1.訪問先
AGS株式会社(英文表示:AGS CO.,LTD.)
取締役常務執行役員 企画管理本部長             石井   進   様
企画管理本部 企画部担当部長                 小谷野 宣明 様
企画管理本部 人事部                       石原  清彦   様
法人事業本部法人システム第二部システム第1グループ  名古屋 広樹 様
(埼玉大学大学院 理工学研究科 平成25年卒業)
共済事業本部 共済ソリューション部 開発グループ      五十畑 朋将 様
(埼玉大学 工学部 平成25年卒業)
企画管理本部 企画部                        橋本 瑞季  様

(1)企業理念
MISSION
お客様とともに未来を創造しITで夢のある社会づくりに貢献します。
VALUE
柔らかな発想と新しい技術で人々の想いを実現し新たな発見と大きな満足を提供します。
ACTION
一人ひとりがスペシャリストとして誇りと責任を持っていきいきと行動します。

AGS Corporationの「A・G・S・C・O」を頭文字とする英単語とその意味から、具体的な行動指針を明文化しています。
Attractive- 魅力 私たちは価値あるサービスでお客様を魅了します。
Genuine- 誠実 私たちは何事にもまっすぐに誠実に対応します。
Speedy- 迅速 私たちは迅速な課題解決に向けスピーディに行動します。
Challenging- 挑戦 私たちは未知の領域にチャレンジし「こうなったらいいな」を実現します。
Organized- チームワーク 私たちはITのプロとして組織力で対応します。
(2)事業内容
情報処理サービス
ソフトウェア開発
その他情報サービス
システム機器販売
(3)売上高
16,225百万円(平成26年3月期 連結)
(4)従業員
950名(平成26年3月期 連結)
(5)本社
〒330-0075 埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷4-3-25
(6)連結子会社
AGSビジネスコンピューター株式会社
AGSプロサービス株式会社
AGSシステムアドバイザリー株式会社

2.訪問学生
上村 明莉  経済学部3年
岡田 珠実   教育学部3年
小山 里実   教養学部3年
宿本 楽    経済学部1年

3.学生所感
今回AGS株式会社に訪問させていただき、人事部の方、女性社員の方、埼大のOBでもある若手社員の方など、さまざまな立場の方からお話を伺うことができました。
私のような文系学生からするとIT企業の仕事はイメージがつきにくいものと思われますが、AGS株式会社においては、上流工程のコンサルティング業務からシステム開発、下流工程の保守・運用まで、ワンストップサービスを提供していることが分かりました。そのため、顧客の要望を聞いて課題を解決するコミュニケーション力が重要視されており、また情報の知識などは入社後に充実した研修制度が整っているとのことで、文系出身でも十分に活躍できるフィールドではないかと感じました。
また、当初IT企業というと労働環境が厳しいというイメージを持っていたのですが、インタビューをする中でAGS株式会社はとても従業員を大切にされている企業だと感じました。産休、育休はもちろん、短時間勤務制度や在宅勤務制度など多様な働き方が出来るような制度が整っているほか、結婚や出産などライフステージの変化への不安を解消するための取り組みが行われているなど、女性社員にとっても働きやすい職場環境が醸成されていることがわかりました。とくに、女性社員の方が「女性が活躍できる会社だと信じて日々葛藤しています」とおっしゃったのが印象的で、経営側が社員目線で良い職場づくりに努めており、それが社員にしっかりと伝わりやる気に繋がっているのだと感じました。
また、若手社員の方が入社後のイメージとしてお話されたAGSの穏やかであたたかな雰囲気が、私たち学生の質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださる姿勢からもよく感じられました。
最後に、AGS株式会社は訪問する前は馴染みのない企業でしたが、埼玉大学のすぐ近くにこのような魅力ある企業があるということに気づくことができ良かったです。

経済学部3年 上村明莉

今回のAGS株式会社への企業訪問で、私は「AGSは社員の方々が誇りと向上心を持ち、安心して働くことが出来る企業」だと感じました。その理由として、今回お話をして頂いた方々が真剣に誇らしげな表情で、AGSという企業について、また自らの仕事内容についてお話ししてくださったことを挙げます。特に、埼玉大学OBの方が「自分の仕事にやりがいを感じている。」「現状に満足するのではなく、向上心を持つようにしている。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
次なる理由として、短時間勤務制度・在宅勤務制度等の柔軟な勤務制度が整っていることを挙げます。働く女性の多くが抱える悩みの一つに「仕事と家庭の両立」があると思います。実際に、私自身が将来を考える際の不安要素でもあります。しかしAGSは、このような柔軟な勤務制度により、結婚・育児を理由とする退職がほとんどないとのお話を伺いました。また、人事部の石原様の「社員がどうしたら働きやすくなるか、常に考えている。」とのお言葉からも分かるように、AGSは男女共に安心して働くことができる環境を大切にされているのだと感じました。
そして最後に、社員教育の充実を挙げます。IT企業と聞くとやはり「理系」というイメージがありますが、AGSでは入社後の研修制度が整っているため、文系を卒業した者でも安心して働くことができるとのことです。大学時代に自分が学んだ学問によって職業を選択する学生が多いと思いますが、経験に関わらず、自分の就きたい職業にチャレンジできることは、非常に魅力的だと思います。OBの方もおっしゃっていましたが、企業で働く上で何に価値を置くかは個々によって異なります。AGSは、そのような社員が求める「価値」に幅広く対応することができる環境が整っている企業だと、私は感じました。
また今回は、実際に採用を行う際のお話しも聞くことができました。上記で述べたように、AGSでは大学で学んだ学問だけでなく、コミュニケーション能力も重視されるとのことです。その中でも特に、インプットした情報を自らの頭の中でまとめ、そして自らの考えを自らの言葉でアウトプットする「論理的思考力」が必要だと教えて頂きました。そしてOBの方からは、大学での授業やレポート作成等が「論理的思考力」の習得に大きく役立ったとのお話しを伺いました。就職活動のためだけでなく、将来、AGSのような素晴らしい企業で活躍できるよう、大学生活の中でも、他者とのコミュニケーションの取り方、情報の伝え方・まとめ方等を工夫していきたいと思います。

教育学部3年 岡田珠実

今回のAGS株式会社への企業訪問では、私が持つIT企業のイメージとは違い、AGSで働く人々の温かさがとてもわかりました。OBの方の学生時代や就活の話から、入社後の勤務体系やまた社内の雰囲気などを聞くことができました。
社員の方と話す中で、AGSの「働きやすい環境」は素晴らしいと感じました。育児休暇や産休だけでなく、子どもが小学3年生まで短時間勤務が可能といった、働きながら育児ができる環境は離職率5%にも表されているように、他の会社に比べ魅力的だと思います。文系である私にとってAGSのようなIT企業は遠い存在に感じていましたが、もっと詳しく知りたいと訪問前より興味を持ちました。
私が社会人になった時に、AGSの社員の方のように自分の会社を「いい会社」と考え、働けるよう頑張ります。

教養学部3年 小山里実

今回AGS(株)の企業訪問を通して、埼大のOBを始め様々な役職の方々とお話をするという普段の学生生活では経験できない貴重な機会をいただくことができました。
1年生の私にとって観ること聞くことが新しいことばかりで、馴染みのない業界用語や会社の概要などを質問しても、一つ一つ真摯に対応してくださる社員さんの人の良さと、自分の考えを持ち、それを自分の言葉で表現することのできるコミュニケーション能力の高さを感じました。
そして従業員の皆様が、暖かい雰囲気の中、自分の立場や役割をしっかりと認識し、誇りを持って働いているのが、よく分かりました。
IT企業はパソコンを使った勤務がメインだと考えていた訪問前とは異なり、「言葉」や「柔軟性」を重視していた点は魅力的で、新入社員を暖かく育てていく社風が感じられ興味を持つきっかけになりました。
今回AGS(株)を訪問し、自分の考えを自分の言葉で表現するコミュニケーション能力がいかに大切かと言うことが改めて感じられ、今後の大学生活の中でも意識し活かしていきたいと思います。

経済学部1年 宿本 楽

ミーティングの様子

真剣に話しを聞く学生

応対して頂いたAGS(株)の皆様

本学OBの五十畑氏(左)と名古屋氏(右)

関係者の記念写真

OBと現役学生の記念写真

※写真は有りませんが社員食堂で、ランチをご馳走になりました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。

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