教養学部

受験生のみなさんへ

グローバル人材の育成

文部科学省「グローバル人材育成事業(特色型)」に採択されました。

 平成24年度に、教養学部を中心とする埼玉大学の教育的取組が、文部科学省の「グローバル人材育成事業(特色型)」に採択されました。これにより埼玉大学は、グローバルに活躍できる人材を育成する構想と実績を持つ拠点大学(「全学型」も含めて全国で42大学[うち17国立大学])のうちのひとつとして認定され、5年間にわたって国から重点的な財政支援を受けつつ体制を整備していくこととなります。教養学部では、この与えられた機会を積極的に活用し、学生の皆さんの国際性と実践力を向上させる仕組を軌道に乗せることによって、〈「現代の教養」を育む〉という従来からの教養学部の教育目標をより強化充実していくことを目指します。

 グローバル人材育成事業により、教養学部の教育には、従来の教育に加え、次のような魅力が加わることになります。この事業は、海外留学を経てグローバルな資質を身につけたい皆さんを強力に支援するものとなります。海外留学に興味のない学生の方にも、教養学部が提供するグローバル化に向けた教育の特質は、多くの恩恵をもたらすでしょう。

● 国際的に通用する大学の教育課程へと整備を進めます。
● 正しい日本理解にもとづいた多文化理解の教育を推進します。
● 英語スキル教育を強化し、高い水準の英語運用能力が身につく教育を進めます。
● 意欲のある学生は、4年の修業年限のうちに1年程度の海外の大学への留学と海外インターンシップができるようにします。
● 海外留学や海外インターンシップを支援するため、入学から卒業に至るまでの個別指導に力を入れます。
● 英語検定(アチーブメント・テスト)受験者に対する受験料補助を行います。
● 海外留学する学生に対する文部科学省からの奨学金が優先的に配分される予定です。
●「帰国子女入試」に加え、高校在学時に1年間以上の海外留学体験をした受験生を選抜するための「海外留学経験者特別入試」を平成26年度入試から実施します。これにより、国際的視野を持つ受験生を積極的に受け入れます。

「教養学部のグローバル人材育成」ページもご覧ください。

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履修モデル


グローバル人材育成に適した教養学部

 埼玉大学教養学部は従来からグローバル人材の育成に取り組んできました。
 近年、グローバル人材の育成は日本社会全体の大きな課題となっています。グローバル人材とは、次のような資質を持った人材だと私たちは考えています。
  @専門性を伴った幅広い知識
  A日本および諸外国の文化に関する理解
  B多文化(multicultural)の状況に対する理解
  C外国語を中心としたコミュニケーション能力
  D新たな状況を切り拓く積極性
 教養学部は、もともと、専門性を伴った幅広い知識(@)を教育目標に掲げる学部です。日本アジア研究や欧米文化の講座を擁し、様々な文化を教える授業を提供しています(A)。外国籍の専任教員の比率は14%に及び、国際的な視点での教育を得意分野としています。また、平成22年度からは「多文化理解科目」の単位修得(B)を義務づけています。
 教養学部は外国語の教育に力を入れています。教養学部生は平均的に英語力が高く、入学後に英語力が伸びていることも重要な点です。Integrated English Skillsなどの語学科目を導入しつつ、英語で行う授業(語学の授業ではない)を開設しています。また、英語以外に第2外国語を必修化し、広く外国語を習得することを推奨しています。
 そうした事実とあいまって、教養学部では海外留学する学生の数が増えています(海外留学ページ)。留学を志すかどうかは各学生の自主的判断ですが、海外の大学に留学し単位を修得して帰って来ることは、新たな挑戦を試みて成功体験を得ることを意味し、新たな状況を切り拓く積極性(D)を涵養するのに、最も適した方法といえるでしょう。

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教養学部の新たな取り組み

 教養学部では、グローバル人材を育成するために、次のような取り組みを始めています。

1.留学に関する情報提供
 1年程度の留学をしつつ4年間で卒業するためには、早い時期に留学の意思を固めることが有利です。そのため、教養学部では入学直後から留学のための情報提供を進めて行きます。また、留学することの意義が結果として分かることを目指して、いくつかの授業を開設します。

2.準備教育
 グローバル社会でのキャリア形成についての講演や留学者を想定した事前のキャリア・ガイダンスを行います。また、留学志望者向けに1年次に集中して履修する英語クラスを設定するほか、TOEFLやIELTSに対応するための授業を設けます。

3.留学相談の充実
 平成24年度に「留学相談室」を開設しました。埼玉大学全体としては、留学ヘルプデスクがあり、そのヘルプデスクでも留学相談に応じています。教養学部の留学相談室は、大学全体のヘルプデスクと協力しつつ、留学して修得する学問内容に関わる部分について、相談に応じることを考えています。留学の事前には留学して学ぶ科目の準備をする、留学中にはどの科目を履修すべきかの相談をする、また留学後の単位履修の相談に応じる、といったことです。学問的な側面で留学がより実りあるものとなるよう、お手伝いすることが狙いです。

4.留学後の進路に向けて
 教養学部では、一度留学した人が卒業までにさらに海外インターンシップに出て、留学経験をより活かす進路を目指せるようにいたします。「グローバル・キャリア特別プログラム」は、そのような、海外インターンシップを伴う教育プログラムです。その他、国際公務員や海外でのコンサルタント業務、国際NGOなどのグローバル・キャリアを講義する授業も開設しています。

グローバル・キャリア開発特別プログラム

グローバル・キャリアに向けて