埼玉大学

大学概要

学長メッセージ


 2019年に創立70周年を迎えた埼玉大学。1949年11月3日に開学式を挙行しています。旧制浦和高校を母体とする文理学部と、埼玉師範学校・埼玉青年師範学校を母体とする教育学部を2キャンパスに配置し、入学定員1, 200人でのスタートでした。爾来70年の歴史を辿り、いくつもの分岐点が繫がった埼玉大学の時間軸は、紆余曲折に今に至ります。現在は、教養、経済、教育、理、工の5学部と、人文社会科学、教育学、理工学の大学院3研究科から成り、入学定員総数は2, 157人に増えました。そして、これまでの卒業生は86, 622人にも及びます。

 埼玉大学の全てが集まる今のキャンパスには50年前に移転し、1970年からこの地で講義が始まっています。私は1971年に当時の理工学部に入学し、大学生としての4年間を埼玉大学で過ごしましたが、当時は、建物が並ぶだけのやや殺風景なものでした。それが今や、四季折々に美しく緑豊かな、そして私の大好きなキャンパスになっています。これは、私の恩師でもある、第5代学長の岡本舜三先生が、40年前に植えた木々が育ってできたものです。木々の成長は、時の流れという時間軸の重みと、初動という時間軸原点の大切さを実感させてくれます。

 現在の埼玉大学のビジョンは「埼玉大学 All in One Campus at 首都圏埼玉〜多様性と融合の具現化」。文系、理系、教育系の多様な学問が、日本人、外国人、社会人の多様な学生と教職員が1キャンパスに集う埼玉大学。知の府としての基盤強化と、首都圏埼玉に根ざした個性化を2軸とした機能強化により一層輝きを増します。第1の軸は、主な使命が知の創造と継承であることを据えた、研究力と人材育成力の強化という大学としての基盤強化です。また、第2の軸は、地域活性中核拠点として、産学官連携による地域課題解決と地域ニーズに応じた人材育成を進めるという埼玉大学としての個性化です。埼玉大学は、多様性を尊重しつつシナジーをもたらす「多様性と融合の具現化」を進めています。

 埼玉大学創立70周年のキャッチフレーズは「つなげよう未来へ」。このフレーズに込められた作者である学生の思いは、「あらゆる立場の人をつなぐ架け橋であることが埼玉大学の魅力。例えば、留学生と日本人学生、同窓生と現役学生、地域の人と埼大生がつながっています。この70年間の人と人の心をつなぐ役割を未来へつないでいってほしい。」 学長として、とても嬉しい学生からのメッセージです。

 埼玉大学はこれからも、教職員、学生、同窓生がビジョンを共有して一丸となり、地域に根ざし世界ともつながって、質の高い教育、研究、社会貢献に、自信と誇りを持って取り組みます。そして、その歴史を未来へとつないでいきます。

 2019年4月1日

                               国立大学法人埼玉大学 学長
                                   

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