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地圏科学研究センター > 年報 > 第7巻
4. JICA プロジェクト等への積極的協力
などであり、その内容については、3.2.13.2.33.2.4 で述べる。
3.2.3 遠隔講義・会議ネットワークの構築
本プロジェクトの各テーマの推進は、各国の大学などに赴いて指導・支援することが必要
であるが、経費や業務の関係から滞在期間は限られる。これらを効果的に補うために、遠
隔講義・会議システムのネットワークを構築し、共同研究の打合せや研究成果の検討、現
地スタッフへの講義の実施などを行う。これまでにタマサート大学、東ティモール大学な
どとの間で ISDN 回線を使って試験的に実施してきた。しかし、ISDN 回線の使用料は高
額であるので、19 年度はインターネット回線を使用してタマサート大学に遠隔講義を送信
した。その結果、時間的な遅れはほとんどなく、音声も画像も鮮明に送ることができ、イ
ンターネット回線による遠隔会議や講義が十分に可能なことが明らかになった。今後はこ
のシステムを使って、国際的な教育・研究の推進が大いに期待される。
3.2.4 JICAプロジェクト等への協力
JICA の東ティモール国立大学工学部支援プロジェクトの土木工学科の支援は、埼玉大学
の担当であり、本センターと建設工学科が協力して支援している。平成 11 年∼17 年度は
事前調査・支援計画立案・事前支援などを行い、平成 18 年度から正式に支援を開始した。
しかし、18 5 月に東ティモールの国内紛争のため、中止を余儀なくされた。その後治安
が回復し、平成 19 9 月から再開され、短期専門家を 1ヶ月派遣した。このプロジェクト
の第1フェイズは平成 21 3 月までの予定である。また、この支援に伴って、土木工学科
の教官を修士課程や短期研修生として受け入れ、本プロジェクトに関連して東ティモール
のインフラ事業省の道路整備のプロジェクトについても協力している。
これ以外に、前述の共同研究などに関係して、タイ、ミャンマー、ネパール、スリラン
カなど JICA プロジェクトにも個別に関わり、情報交換や協力に努めている。
3.3 プロジェクト推進研究資金
平成 19 年度にこのプロジェクト研究に関して受け入れた研究費は、つぎのとおりである。
埼玉大学総合研究機構プロジェクト経費(代表:風間秀彦)
800,000
科学研究費(特別研究員奨励費・外国人特別研究員、代表:岩下和義)
400,000
科学研究費(特別研究員奨励費・外国人特別研究員、代表:桑野二郎)
700,000
平和中島財団外国人研究者等招致助成(代表:桑野二郎)
1,780,000
校費(運営費交付金)
500,000
合計
4,180,000
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