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2020/08/29

学内でもできる国際交流!サマープログラム学生ボランティアの活躍

将来のビジョンを広げる、留学生とのふれあい

Profile

教育学部佐藤 竜生さん

教育学部 学校教育教員養成課程 小学校コース 2年生
(大分県立大分豊府高等学校出身)

来日した留学生のサポートを行う学生ボランティアを経験した学生に、活動中の思い出や活動を通じて自分が成長できたと思う点について話を聞きました。

サマープログラム学生ボランティア

埼玉大学では、6~7月に海外協定校から日本文化を学ぶ留学生を受け入れるサマープログラムを実施。
このプログラムでは、在学中の学生がボランティアとして、空港への出迎え、レセプション運営、フィールドトリップの案内などを行い、留学生をサポートします。

英語を上手に話すよりも会話を楽しむことを心掛けて

今年は9か国26名の留学生が参加し、約4週間に渡って行われたサマープログラムですが、学生ボランティアには様々な仕事があります。その中で、僕は日本語教室の講師や、大学内の日本文化に関する部活動紹介の案内役、プログラムの最後に開催した「フェアウェルレセプション(送別会)」の運営リーダーを務めました。

ボランティアに応募した理由は、英語を使う機会と外国人の友人が欲しかったから——。これまで英語を話す機会がなかったので、日本語を話すのが初めての短期留学生相手ならチャレンジしやすいかな?、と思ったのです。

はじめは留学生と会話しても、なんだか内容が表面的になってしまい、あまり楽しめませんでした。しかし「相手のことを知りたい」という気持ちで、お互いの趣味や好きな音楽などの話をするようにしたら、会話が弾むようになって、何人かの留学生ととても仲良くなりました。その後、一緒に食事に行ったり、帰国後もSNSでつながっている留学生もいますよ。

留学生からの刺激がキャリア形成を考えるきっかけに

4週間という限られた期間でしたが、ボランティアの経験で得たものは大きかったと思います。

まず英会話に対する課題が明確になりました。比較的ゆっくり英語を話す非英語圏からの留学生とはコミュニケーションが取れるのですが、ネイティブスピーカーの英語にはついていけない部分があることが明らかに。今後はその点を克服するべく、英語力を磨いていきたいですね。ただ、下手でもとにかく英語を話すという度胸がついたのは収穫だったと思います。日本語教室の講師役は、いやでも何かしら話さなければいけませんからね。

また、留学生のほとんどは明確な目標をもって活動しています。そんな彼らに刺激を受けたことが、将来のことを見直すきっかけになりました。ボランティア参加後には、集中講義や他学部の講義を受けたり、海外へのインターンプログラムに参加したりしています。言動に積極性が出たり、視野広がったりと、この活動が自分を成長させてくれたのは間違いありません。

「フェアウェルレセプション」の様子。
「留学生だけでなく、他学部の学生ボランティアとの交流も貴重な経験になりました」と佐藤さん

 

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