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第21回埼玉大学産学交流会テクノカフェ(12月4日)を開催しました

2020/12/21

埼玉大学産学官連携協議会では、2020年12月4日(金)埼玉大学産学交流会テクノカフェ(共催:埼玉大学)を開催しました。協議会会員企業・団体の他、会員外企業・団体、学内教職員等、73名の方に参加いただきました。

埼玉大学産学官連携協議会は2020年7月に設立20周年を迎えました。本来であれば、節目を記念し多くの方にご参集いただけるイベントとしたいと考えておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況等を鑑み、規模を縮小して実施いたしました。今回のテクノカフェは「コロナ禍を越え明日を考える」と題し、最新の研究シーズのご紹介を通じ、変容していく社会情勢を乗り越えてゆくヒントを発見いただくことをテーマといたしました。開催形式は、埼玉大学総合研究棟1階のシアター教室を実会場とする一方、ZOOMウェビナーを利用したオンライン配信も行いました。参加者の内訳としては、来場参加が44名、オンライン参加が29名となりました。

坂井貴文埼玉大学長の挨拶に続き、大学研究シーズのご紹介では、埼玉大学大学院理工学研究科の7教員から、最新研究成果等の事例発表がありました。各研究について、ごく短時間ではありますがわかりやすい説明をいただき、多岐に渡る大学の研究内容が紹介されました。参加者アンケートにも、“普段聞けない広範囲な分野の講演で興味深かった”“各研究テーマが社会課題解決にどのように展開していくのか伺ってみたい”とのご意見をいただいております。実会場での質問に加え、オンライン参加者からもZOOMの機能を利用してテキストで質問が寄せられるなど、ハイブリッド形式ならではの一幕もありました。

例年はコーヒーブレイクの際に、展示ホールにおいて大学教員のポスター展示及び解説、新会員企業・団体の紹介、協議会研究会の紹介等を行っておりますが、今回は短時間化及び密集・密接を避ける観点からも取りやめといたしました。同様に交流会(懇親会)についても実施いたしませんでした。対教員あるいは会員企業・団体間での交流促進の機会については、今後も形式を検討しながらご提供していく予定です。当協議会のイベントとしては初のオンライン併用型の開催となりましたが、感染症対策で各種制約がある中、運営にご協力いただきましたご参加の皆様には改めて御礼申し上げます。産学交流会テクノカフェは、今後も内容を一層充実し開催してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしています。